2018の大通ビアガーデン サッポロビール編

 2018年の大通ビアガーデンが始まったので早速行ってきた。開催時期は7/20~8/15。

 今回はサッポロビールで、西8丁目。中央のテントの下で飲むのもいいけれど、大通公園の中で一番美しいと言われるのが9丁目の公園(イサムノグチ設計)。それを眺める位置で飲むのがお勧め。販売所から少し遠いが、優秀なチケットガールが巡回しているので心配いらない。

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 今年のサッポロビールブースの注目メニューは「黒ラベル黒」。去年の黒ビールは、エビスプレミアムブラックだったんだけど今年は黒ラベルブランド。飲んだ感想は想像通りシュヴァルツなんだけど、コクとキレのバランスがさすがで、サッポロビールの確かな技術力を確認。エビスよりこっちのほうがすっきりしていて好き。

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 あれ?あれれれれ?これ、小ジョッキじゃね?なんと今年から500mlが中ジョッキに格上げして値上げ(ちなみに、500ml@570円はキリン/アサヒも同じ)。リッタージョッキはお値段据え置き。しっかり飲む人はリッタージョッキがお勧めだね。

 

2017年

 小ジョッキ 500ml  550円

 中ジョッキ 720ml  830円

 男前ジョッキ 1000ml 1100円

2018年

 中ジョッキ 500ml  570円

 大ジョッキ 800ml  880円

 リッタージョッキ  1000ml 1100円

 

 しっかし、フードは激高/激少(モノによっては激マズも含まれる)で、大通ビアガーデンにわざわざ来てくれた観光客の心をしっかりへし折ってるのに、ここまでしないとペイしないのかね。大通ビアガーデン行く人は、周辺施設でしっかり食べてから行くのが常識なので、観光客の方は気を付けてください。

 

 気を取り直してビールの話。今年もこのお祭り限定の「サッポロクラシック富良野シトラス(400ml 670円)」を飲んできた。フラノビューティーというサッポロビールのオリジナルホップを使った、まさに世界でここでしか飲めないビール。うーん美味しいね。すこし酸味を感じる奥行きのあるシトラスが絶妙。

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 このビールは、チケットガールとサーブボーイが運んでくれないので、販売コーナーに買いに行かなければならない。けっこう並んでて、美味しいビールを飲みたい人が増えてるなーと実感。

 

 さて、今年のサッポロブースで絶対飲んでほしいのがこちらのビール。「北海道生ビール」だ。

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 北海道命名150周年を記念した復刻醸造ビール。北海道産の大麦とホップを使っているんだけど、この出来がすばらしい。さっきのクラシック富良野シトラスが「化粧美人」だとすると、このビールは「すっぴん美人」。麦由来のほんのりとした甘さと、のど越しの柔らかさに素性の良さを感じる。長く付き合いたいビールだ。400ml 570円なので、コストパフォーマンスとしてもお勧め。しかも、このビールも販売所に並ぶ必要があるんだけどガラガラ。

 北海道産のホップならば、北海道でホップ造っているのは上富良野だけなので、これだって「富良野ホップ」と言えるんだけどね。しかしそう言わないところに、サッポロビールのまじめさを感じる。そんな素朴っ娘を想像して飲んでください。

 

以上。