レシピ
今年の冬に使用しているイースト、Wyeast 1028 London Aleのレシピ紹介。WyeastのHPに書いている適合スタイルにはスタウト、ポーター、ブラウンエールと濃色ビールが多いなかIPAを仕込んだ。 それと言うのも、IBU102というホップバカの名にふさわしいラグニ…
今冬使用しているラガーイースト「Wyeast 2278 Czech Pils」はモルティにあーうー。と自分の舌を信じて幾月。やっとチェコ・ダーク・ラガーを仕込んでみた。実は前回仕込んだアンバーラガー、レシピはダークラガーのつもりで仕込んでいて、SRMの計算を間違っ…
ここ最近耳にするようになったイタリアン・ピルスを造ってみた。イタリアのピルスナーと言ってもモレッティではない。歴史をひも解くと「Birrificio Italiano's Tipopils」が一番に出てくる。このスタイルは、ドイツピルスナーをベースにトラディショナルな…
あけましておめでとうございます。今年初の紹介は、今季のラガーシーズンで使用している「Wyeast 2278 Czech Pils」を使ったアンバーラガーの話。このイーストを使ったラガーがイースティでふんわりと甘くて、造りたかったラガーとなんか違う。この甘さはダ…
Wyeast 3522アードネスを使った第3弾。初めて仕込むスタイル。モルトの甘みとドライフルーツの様なエステルとベルジャンスパイシーが複雑に混ざった黒いエールだ。コマーシャルビアには名だたるトラピスト・ビールが並ぶ。レシピ バッチサイズ 11ℓ モルト % …
秋のアードネス祭り第2段。大好きなホワイトIPAを仕込んでみた。 ホワイトIPAは自分のレギュラーレシピにしたくて何度も造っているスタイル。正式なスタイル名で近いのはSpeciality IPAカテゴリのWhite IPAなんだけど、自分のはスタイル崩れで、Belgian IPA…
セゾンと言ったら、ベルギー南部の農家が冬に仕込んで夏に飲む。とか定型文がありますよね。ベルギーに行ったことないし確認しようもない話なのに、何回も聞かされると頭に刷り込まれてしまう。そのためセゾンを飲むと、どうしても田舎の農家の金色の麦畑が…
久々のホワイトIPA。前回仕込んだのは2022年5月。vvm.hatenablog.com このスタイル定番にしたいのに結構前なんだよね。ホームブリューでいろいろなスタイルを作ることの限界を感じ始めている。 こちらレシピ。Batch size 11リットル Grain Bill ピルスナー 3…
年1で造っているブラックラガーの季節がやってきました。こちら昔の記事。なんとなくシュバルツ(Ver202002) - homebrew diary 雪割りシュバルツ(Ver202102) - homebrew diary シュバルツなのか?(Ver202111) - homebrew diary今回のレシピはこちら。Ba…
Wyeast 1084 Irish Aleを使用した醸造の4回目。顕微鏡でイーストの状態を見ると、バクテリア汚染が始まっているようなので、今回を最後とする。ちなみに、バクテリア汚染のやばい閾値は、カウントマス(5マス分)の中に1~4匹程度ならOKとしている。これが5…
今シーズン使用しているラガーイースト「Wyeast 2206 Bavarian Lager」を使用した醸造3回目。このイーストはフルボディでモルティなビールに適合しているということで、メルツェンを仕込むことにした。 正直メルツェンとフェストビアの違いが判らないので、B…
アイリッシュエールイーストを使った醸造第3弾はスタウトだ。このイーストの十八番スタイル。 レシピはこちら。 Batch Size 11リットル Grain Bill マリスオッター 75% ミュンヘンモルト 10% ローステッドバーレイ 7% チョコレートモルト 8% SRM=31 Mashing …
ラガーシーズンの第2回目。前回はデュンケルだったのでライトカラーのビールを仕込んでみることにした。ちなみにデュンケルはまだ熟成中。瓶詰めする余裕がない。 ジャーマン・ピルスのレシピを調べるととても簡単。モルトはドイツ製ピルスナー100%で、ホッ…
ラガーシーズンが始まりました。今回はデュンケルに初挑戦。 デュンケルは深くリッチな味わいの複雑なダークラガー。トースティでチョコレートのようなフレーバーがありつつ、アストリジェンはなく、非常にモルトバランスの取れたビールだ。 以前こちらの記…
冬に向けて身体の暖まる濃色ビールを造ろうと、アイリッシュエールイーストを開封した。まずはレッドエール。その次はスタウトをガンガン造るぞ!と息巻いていたのだが、どうやらイーストを一発で殺処分してしまった話をお届けします。 まずは初回に造ったレ…
前回のケグの出来に気をよくして次の醸造をおこなった。 今回はホップを使わないレシピに挑み、それでも前回のように良い結果を得られるかを確認することに。選んだスタイルは、London AleⅢの適合レシピに出てきたビター。 ビターを仕込むのは調べたら2年ぶ…
オメガイーストのセゾンブレンドを使った醸造の2回目。 前回の出来が薫香と旨味が強かったことから、ローストティを合わせたらいいんじゃないかと、ブラックなレシピで仕込むことにした。 こちらレシピ。Batch size 11リットル Grain bill ピルスナー 75% ミ…
自分のIPAの下手さ加減が2ndドライホップに起因することは、もう多くを語る必要ないだろう。ならばどうやって満足いくホップ感を出しながらIPAにできるのか? 今回はそんなテーマで、ホップ投入量を工夫してみた。 こちらレシピ。Batch size 11リットル Hop …
Omega Yeastのブレンドイーストを使ってみた。omegayeast.com ベルジャンとフレンチのブレンドと言うことで、スパイシーでフルーティ、フェノリックな特長を持つとのこと。 レシピはこちら。Batch size 11リットル Grain bill ピルスナー 90% カラピルス 5% …
3月にアメリカン・ペールエールを題材にしてホップの使い方のボーダーラインを探るってやったけどその続き。 vvm.hatenablog.com 上述のペールエールを仕込んだ後、すぐさま同じスタイルのペールエールを仕込んでいた。しかしこれが全然カーボ入らなくて、表…
アメリカンエールイーストを使ってホワイトIPAを仕込んだ。 前回、ホップの量を抑えてよい感じになったので、今回もそれに倣うことに。 vvm.hatenablog.com 今回のホップの構成はこちら。エルドラドのオイル量が多すぎるので少し減らしている。ちなみにギャ…
昨年の暮れに造ったチョコレートスタウトが良い出来だったことに気をよくして、今回もカカオニブを使った醸造にチャレンジ。 昨年のスタウトの記事はこちら。めちゃめちゃ旨かった。 vvm.hatenablog.com レシピはこちら。Batch size 11リットル Grain bill U…
新しいシリーズの始まり。 前にも話したが、自分のIPAは下手くそだ。大量のホップを使うレシピは、どうしてかうまくいかない。今回は、自分のダメダメホップのボーダーラインを測ることを目的として、Wyeast 1272 American AleⅡを使ってアメリカン・ペールエ…
今季最後のラガー。 こちらのスーパードライ・クローンの出来がバド寄りだったので、バド・クローンを仕込むことにした。vvm.hatenablog.com レシピはこちら。Batch size 11リットル Grain bill ピルスナー 80% カラピルス 3% 米 17% SRM=3.7 Mash セルロー…
vvm.hatenablog.com こちらの記事のWhite IPAを何度か飲む中で感じたのが、俺のIPAって下手くそだってこと。どうしてもホップの草感や刺々しさ、エグミが前面で、ビールをぶち壊してしまっている。クリーンなケルシュイーストを使った醸造だとそれらが改めて…
今使っているケルシュイーストの適合スタイルに出てきたビエール・ド・ギャルド。ぜんぜん知らなかったスタイルだけど、久々に新しいスタイルに挑戦することに。 スタイルの解説はBJCPスタイルガイドを参照。https://www.bjcp.org/style/2015/24/24C/biere-d…
WhiteIPAのホップブレンドを探求するシリーズ。今回は違うホップを使ってもオイル構成が同じならば同じ味になるのかを確認。オイル構成は4回目のブレンドを選択。イーストはWyeast 2565 Kölschを使用。 こちらレシピ。Batch Size 11リットル Hop & Spice sc…
ベルジャン・スタウトの後に、表題のビールを仕込みました。はじめは、デュベルクローンを目標にしてベルジャン・ゴールデン・ストロング・エールを仕込もうと意気込んでいたんですよ。しかし、BJCPに書いているトリペルとの違いを読めば読むほど、造ったビ…
シュバルツは、1年に1回は仕込みたいラガーイーストを使った黒ビール。ローストモルトの香ばしさとラガーのキリっとした味の融合が口の中を幸せにする、そんなブラックハッピービールを今年も作ります。と意気込んで仕込んだのだけど、タイトルを疑問形にし…
今冬のエール仕込みに選択したのは『Wyeast 1762 BELGIAN ABBEY STYLE ALE II』。このイーストが得意なのはBelgian Dark Strongとのことで、そのスタイルあまり飲んだことないんだよね。と言うわけで、レシピをいろいろ探っていたら、Belgian Stoutと言うも…