道具
ようやく酷暑がひと段落しましたね。今年の暑さは北海道もやばかったです。今日はちょっと遅くなった納涼として、恐怖体験の話でもしようと思います。みなさま背筋を凍らせてください。勇気のある方だけがこの後の記事をご覧あれ。 それは、連日の猛暑で最高…
ケグの導入記事で、始めにボトリングした瓶は澱がいっぱい入るよ。って話をしたけどその訂正をしたい。この記事のここね。 この記事を書いた時は、ボトリングの始めは澱が入るんだろうって固定観念があって、この写真のボトルが本当に始めのボトルかよく確認…
ついにケグと液化炭酸ボンベによる脱酸素瓶詰工程を手にした我がホームブリュー道。 vvm.hatenablog.com 四苦八苦して構築したケグシステム。いろいろ勉強になって楽しかったが、結果が伴わなければ意味がない。今日はその「結果」を報告したい。 こちらレシ…
自分のビールの劣化加減にいよいよ耐えられなくなってきたのは今年の春。劣化の要因を手探りしつつ、2ndドライホップの量を抑えることにたどり着いたんだけど、それじゃあ俺のIPAは一生PAどまりじゃねぇか。ということにも気づいた。 そんな中ビール仲間のFe…
最近スターラーを買って、醸造前にイーストを元気にする作業を行っている。今時期のラガー・エールの交互醸造シーズンは、同じイーストの連続醸造ができないので特に必要と感じている。そんなわけで、何回かつかって得た知識を備忘録として記しておく。vvm.h…
まじめにスターターを造るためにスターラーを準備した。もちろん三角フラスコも購入。 エアロックを刺すつもりでシリコン栓も準備したのだけど、手持ちのエアロックの経が大きすぎる。 穴が小さいのは購入時にわかっていた。穴あきシリコン栓の穴のサイズっ…
最近イーストのピッチレートを下げたら、各段においしいビールができるようになったので、イーストコントロールを勉強することにした。その第一歩はなんと言ってもイーストカウンティングじゃなかろうか。勉強に使ったのはここ、日本のホームブルワーの生命…
こんばんは。今日は「こういうタイトルをつけるとPV数稼げるらしいよ?」という感じの香ばしいタイトルにしてみた。 今までホップの保存は、酸化を防ぐためジップロックに入れて冷凍保存していた。しかし今冬、複数の1Lbホップを買ってしまったわけで、そん…
ホップの勉強のやり直しを始めたのは、IPAのイマイチな出来を何度も経験した昨年の秋口から。週末の空き時間に過去に読んだ論文を含めて整理して読み直し、ようやく自分の醸造計画に反映できるものを得られたので簡単な報告とする。 まず、論文のリストアッ…
ビールは、瓶を買うようにしている。なぜなら、洗って再利用するから。再利用を繰り返すとラベルは汚くなるので、洗浄時に剥がすようにしているのだが、ものによっては頑固にはがれない。特に、日本のメーカーの瓶はどれも頑貼る(がんばる)。そんなわけで…
たまに来る問い合わせメールで多いのがワインセラーについて。自分もワインセラーの購入ボタンをポチッと押す前は不安なことだらけでした。と言うわけで今日は、我が家のさくら製作所の「SAB-50G-PB」2016製の仕様についてホームブルワー目線でまとめさせて…
皆さんコロナ給付金もらいましたか?自分はオンライン申請から1ヵ月弱かかって入金されました。さてこれを何に使いましょう?自分はローラーミルを買うことにしました。今日はそんな話を。 自分は醸造道具にお金をかけたくないので、味に影響しない道具は家…
フローラル、フルーティー、アーシー、シトラス。これらの言葉を聞いて、即座に鼻のピントが合う人はどれくらいいるだろう。ビール好きって言ったって、仕事で携わっているわけでもない我々は、それら言葉をなんとなくイメージしているだけじゃないだろうか…
試験官カーボネーションを学んで、次にやりたいことはイーストフィルタ。今まで、ボトルコンディションによる意図しない味の変化を何度か味わってきたので、イーストを濾過して品質の安定にチャレンジしてみる。 この動画で勉強。正直、何言っているかわから…
ビールの色度について、勉強しなおした。 beersmith.com ビールの色の歴史は、1883年にロビボンド氏によってロビボンド(L°)が定義された。この時の方法が、コンパレータによる目視確認。その後1950年に、分光測色法を使ったSRMがASBC(American Society of…
一人暮らしの頃にやっていたウォートチルの方法は、クーラーボックスに水を張り、ウォートの入った寸胴鍋を浸水させ、水を循環させる方式だった。写真参照。この方式を選んだ理由は、単純に、ウォートチラーを準備するのがめんどくさい & もったいなかった…
※例題の結果が計算ミスしてたので修正。 6Bに仕込んだヴァイツェンを瓶詰したのだが、ヴァイツェンのカーボネート仕様は3.3~4.5GV。プライミングシュガーはいつも適当に6g/Lにしてきたけど、ちゃんと計算することにした。ということで計算方法をお勉強。参…
醸造水がビールに与える影響はぼんやり知っていた。日本の水は軟水で、ペールエールの生まれたバートンオントレントは硬水とのこと。軟水の方が淡色ビールに適しているらしく、硬水の方が濃色ビールに適しているらしい。それくらいの情報しか知らなくって、…
昨日飲んだ限定一番搾り。これうまい。 とれたてホップ見たいに軽いのかなと思ったら、コクと香りのバランスが絶妙。キリンやるなぁ。あと、エビスのクリスタルヴァイツェンも美味しかったな。大手はさすがだ。 最近、一次発酵の時に比重の推移を記録するた…
全3回でお届けするレシピ構築シリーズ。1回目は初期比重の計算。2回目はカラー計算でした。過去の記事はこちら。 レシピ構築(初期比重編) - homebrew diary レシピ構築(カラー編) - homebrew diary 最終回はIBUの計算式。IBUはInternational Bitterness …
※2018/7/3 修正あり。SRM計算に使うモルトの色度はLovibondを使う。申し訳ない。 ※2017/2/26 追記有り。例題の答えを書いてなかったので追記した。 SRMはレシピ構築であまり重要でないと思っていた。SRMなんて気にせずに好きなモルト使って、出来上がった色…
※2018/6 更新 自分が自家醸造を始めた理由は、安くておいしいビールを飲むためだった。ビールにハマり始めたころ、この調子でビール飲んでいったら家計がやばいと感じて、自分で作ろうという結論に至った。知人にビール醸造していることを打ち明けると、必ず…
※Target OGの計算式に暗黙的に-1が含まれていて正確でないため更新 ※マッシュ効率について更新 2017/9 何度も醸造を繰り返していると、自分なりのレシピを作りたくなってくる。もっとローアルコールにしたい、苦くしたい、ボディを強くしたいなどなど。そう…
オールグレインによる醸造は、ホームブリュワーにとってなかなか骨の折れることだ。麦芽を糖化させるマッシング、糖化エキスを濾すローターリングとスパージングという工程が必要になる。場合によっては麦芽を砕くミリングの工程も加わり、仕込み時間の増加…
Wyeastのリキッドイースト恐るべし。先週、Wyeastのヴァイエンシュテファン ウィートイーストを使ったヴァイツェンを仕込んだことは報告したが、そのイーストが元気すぎて、久しぶりに吹いた。 「吹く」とは、ビールの栓を開けたときや、グラスに注いだ時に…
ビール醸造方法を調べていると普段目にしない単位や言葉が出てくる。醸造初めは「ガロンって何リットルだよ!」「ozってなんだよ!」ってなる。それら今まで学んできた用語と、その簡易変換式を記録しておく。 華氏 まず、レシピを観ていると温度を華氏で表…
※2017/2/26 最近の仕込み量の変化と、設備の更新を反映。あと、冬のワインセラーについて重要な情報を追記。 ※2018/9/21 プライミングシュガーの分量が間違っていたので修正。ボトリング容器について説明追加。 醸造するために必要な道具をリストアップする…