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自家醸造は安上がり?

道具 材料

 自分が自家醸造を始めた理由は、安くておいしいビールを飲むためだった。ビールにはまり始めたころ、この調子でビール飲んでいたら家計を圧迫するなと感じて、自分で作ろうという結論に至ったのだ。そして知人にビール醸造していること打ち明けると、必ず「どれくらいの値段でできるの?」と聞かれる。人間の原動力なんて金だ(笑)

 さて、自家醸造にどはまりしてしまった今となっては、本当に安上がりなのか怪しい。そこで今日は、ビール1本あたりどれくらいで作れているのか、正確な計算をしてみようと思う。

 まずは、当初の皮算用を紹介しよう。世の中にはモルト缶というものが売っていて、水に混ぜてイースト入れるだけでビールができる優れた商品がある。それは2500円くらいする。これ一つで10リットルくらい仕込める。ということは500mlのロング缶を125円で作れることになる。ロング缶はだいたい280円くらい。安い。

 ただ、一番初めに買ったスターターキットは12500円。それを考慮すると、8回以上作れば普通のビール買うより安くなる計算だ。そんなことを考えていた。

www.sakeland.net

 

 さて、現在の醸造方法やレシピから、現在のマイビールの価格を計算してみよう。

8リットル製造

モルト 約800円

ホップ 約400円(平均して40g投入。海外通販費用を考慮)

イースト 約300円 (リキッドイースト使用で、8回リユースを考慮)

その他 約50円 (Irish mossやSpice)

漬物袋 約50円 (発酵容器)

不織布 約100円

= 1700円 /  16(500ml単位)

= 106.25円

500ml缶を110円で作れちゃっている。しかもモルト缶よりも美味しいビールをだ。

 

しかし、設備投資費用は以下。

・ビールキット 15000円

・クーラーボックス 5000円

ワインセラー 45000円

・漬物樽 900x2 = 1800円

・プロホース 1000円

・お玉 1200円

・温度計、計量器、PH試験紙、比重計 etc  

 全部合わせたら80000円はいってるだろう。

 そんでもって一番重要なのが、フルマッシングを行うことで発生する労力だ。休日の1日がまるまる潰れる。プライスレス。さらに悪いのは、ビール造りにはまってから、おいしそうなビールを見つけると、勉強のために購入せずにいられなくなってしまったことだ。自分のビールをいくら安上がりにしても意味がないということだ。

 

 「ホームブリューをしたら安上がり」その言葉は嘘なので、これからやる人は心して踏み込んでほしい。