6/11から始めたイーストの培養。市販ビールのボトルからのイーストを回収するためにイーストを培養しているのだ。前回の記事はこちら。
前回の記事では、志賀高原IPAのイーストを回収すると言っていたが、実はラグニタスIPAのイーストも培養している。ちょうど会社のお客さんがUS出張のお土産にラグニタスIPAを買ってきてくれたのだ。それを飲んでいて気付いたんだけど、船便じゃない負荷の低いラグニタスIPAなんて、そうそう手に入らないな~と。そして、あわてて培養してみることにした。培養を意識していなかったので、瓶底のビールは少なかったのだが、とりあえずやってみることに。今回の記事は、そんなラグニタスIPAイーストを中心に話しをすすめる。なぜ、志賀高原IPAの話をすっ飛ばすのかの理由は、後半に記載する。
まず、ラグニタスIPAのボトルにイーストが入っているかどうかがわからなかった。英語で「無濾過です」とか書いているのかなと思ったけど、よくわからなかったので、とりあえず試験管に入れてみることにした。そしたらちょっと入っていた。そこに1.020のウォートを10ml程度入れてチャレンジ。
こちら6/12のイースト。 30時間くらい経過。
試験管の底に、チリのようなイーストが見えるだろうか。初めの段階と変わっていない。これ増えるんだろうか?というのがこの日の感想。
6/13 54時間程度経過。
試験管の周りに、何かがくっついている。底のチリも増えたか?増殖を始めたか?
6/14 3日経過。ウォートの表面に泡が出来始めた。これは増殖成功のサインだ。
同日、6/14 3日経過のイーストの様子。試験管の底のイーストが確実に増えてきている。この後、ウォートを増やした。
6/16 どんどんイーストが増えている。いいぞ!
6/18 試験管から大きなコップに移して、少し比重の高いウォートを追加。左のビーカーが志賀高原IPA。右の小コップがラグニタスIPA。
こちら、ラグニタスIPAのイースト。増殖は順調。本来なら水曜日に1リットルウォートで最終培養だけど、もう一段階ステップ踏んだ方がよさそうかな。
で、志賀高原IPAのイーストはどうなったのかというと、こちら。
瓶の段階から順調すぎて面白くなかったというのが感想。すぐに増殖が確認できて、順調にステップアップして、今日150mlにウォートを増やした。上澄の液を味見してみたが、薄味だけどしっかり志賀高原IPAの尖った香りが出ていてGood。こちらのイーストは、水曜日あたりに1リットルウォートを入れて最終培養の予定。そして週末に醸造。
イースト培養の最終的な振り返りは、それを使った醸造が終わってからするが、今の段階で言えることを言っておく。瓶の底で培養を開始するわけだが、瓶が茶色でイーストが増殖しているんだか良くわからない。始めっから試験管の方がいいんじゃない?ってところかな。
以上。
続きはこちら