連日の猛暑。こんな暑い日に飲みたくなってくるのは、オレンジ香る爽やかな白ビール、ヒューガルデン。小麦を使ったビールと言えばバナナ香るババリアンヴァイツェンが有名だろうが、今日は、ベルジャンヴィットに挑戦してみる。
参考にしたのはこちらの2つの記事。
Belgian Wit Recipes – White Beer Styles | Home Brewing Beer Blog by BeerSmith™
ピエール・セリスがヴィットを復活させた話は有名だが、歴史の解説は省略。ヴィットの大きな特徴は、麦芽化していない小麦を使うことだ。え。アンモルテッドウィート?そんなのどこで手に入るの?世の中に小麦粉はたくさん出回っているわけだが、ただの小麦なんて見たことない。いろいろ探したあげく、ここにたどり着いた。
商品一覧(有機大豆・大麦小麦) - 金沢大地 有機栽培農家のWeb通販
小麦麦芽とほとんど形は同じなのだが、噛んでみるとギュッと詰まっている固さで味はない。小麦麦芽はカリッとしていてすこし香ばしく、ふんわり甘い。マッシングは麦芽酵素がない小麦を半分近く使うので、少し工夫がいるようだ。デコクションが推奨されているようだが、そんなのやっている暇ないので、プロテインレスト⇒インフュージョンで行く。
さて、もう一つ重要な材料にスパイス(オレンジピールとコリアンダ)。そしてイーストだ。
いろいろなレシピを見ていると、オレンジピールじゃなくてゼストを選択する人が多い事がわかったので、生オレンジ買ってきた。ゼストはピーラーで剥いた後、みじん切りにして作った。
コリアンダーは強すぎると好きじゃないので、クラッシュよりもクラックすることにした。イーストはW3944 Belgian Wit。これは間違いない選択だろう。
Batch Size
10リットル
malt
Pilsner 46%
Wheat 46%
Flaked Oats 8%
mash
protein rest 50℃ 30m
infusion 68℃ 60m
mash out 74℃ 1m
boil
75m
hop & spice schedule
EKG 10g 60m
EKG 7g 5m
Coriander crack 5g 5m
Orange Zest 25g 5m
Yest
Wyeast 3944 (Belgian Wit)
このブログ書きながら造っているわけだが、ウォートは想像以上に白くない。ヒューガルデンみたいにならないような気がする。小麦はけっこう固くて精米機フルパワーでミルした。ロイターリングは、途中で買い物行けちゃうレベルにしっかりスタックして時間かかった。こんだけしっかりスタックするなら、小麦粉使えばよかったんじゃないの?とか思えてきた。ボイルも長いし疲れた。美味しくできたらこの労力も報われるのだが。
以上。