イースト培養最終章と2017/7Eの戦績と

 イースト培養の最終章。

イースト培養 - homebrew diary

イースト培養2 - homebrew diary

イースト培養3&志賀高原IPAクローン(Ver201706) - homebrew diary

イースト培養4 途中経過 - homebrew diary

 出来上がった志賀高原IPAクローンを飲んだ感想。

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 あー。あるある、こんなペールエールよく飲む。きっと同じ系統のイーストなんだろう。良かったちゃんとできた。だけど志賀高原IPAにはぜんぜん及ばない。志賀高原IPAの鼻に抜けるクリアで力強いフレーバーが再現できてない。自分のはよく言えばまろやか。悪く言うとくすんでる。色はグラスが結露で曇ってしまっているがクリア。だけど、もう少し明るいオレンジ色じゃないとダメだな。今度並べて比べてみよう。

 ボトルからのイースト回収の第一作として十分な出来かな。次は通常バッチサイズで仕込んでみよう。そうそう、ラグニタスIPAから回収したイーストは、培養途中でひっくり返してダメにしてしまった。(涙)

 

 その他の最近の戦績についてだが、2つほど報告がある。

 まずヴァイツェンについて。

ヴァイツェン (Ver201706) - homebrew diary

 こちらのヴァイツェンが旨いと絶賛したのだが、後日飲んだらイマイチな味が続いた。体調悪かったのか何なのか困っていたが、1ヶ月ほど熟成させてまた美味しくなってきた。やっぱりヴァイツェンは長いラガーリングが必要なのね。

 話は変わるが、美味しく飲むためにヴァイツェンのサービングの適温を調べていたら、日本とUSで差異があることが分かった。日本の著名なビール評論家やビールを取り上げているサイトは、口をそろえて9~13℃を推す。しかし、USのサイトを見ていると推奨温度が4~7℃で、ピルスナーレベルの低温を推奨している。9~13℃を推奨する記事もあるが低温推奨の方が多い。ペールエールはだいたい同じなのにヴァイツェンは日米で飲み頃が違うのだ。

Serving Temperature Guide - News and Features - Ratebeer

Proper Beer Serving Temperatures - American Homebrewers Association

http://craftbeertemple.com/videoblog/serving-beer/

 そんなわけで冷やしてみたら、あら美味しい。日本の推奨温度ってどこから来たのだろう?なぜ違う温度が推奨されているのだろう?日本のビール醸造は基本的にドイツが先生なので、ドイツの推奨温度がそうなのだろうか。面白そうなので、今度ゆっくり調べてみようと思う。早く夏休みこい。

 

 次に、NE IPAについて。4月に瓶詰したNE IPAが棚の奥に1本残っていたので飲んだのだが、びっくりするほどまずかった。ホップフレーバーが劣化してみごとな渋味に変わってて、色もどんよりした赤みがかった色。なんの染料だこれは。NE IPAは鮮度を保つのが難しいため、本場のノースイーストからの輸入は難しいと聞いていたけど、まさか我が家でそれを体験するとは思わなかった。

 

以上。