オラホビールの衝撃

 今日は、ほんとの個人的な日記blog。

 

 友達と東御(とうみ)市のオラホビールに行ってきた。行きたい行きたいと思っていたが、ついに実現。東御ってどこ?って方には、「真田の里」の上田市の隣と言ったほうが分かり良いだろう。

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 オラホビールがあるのは、東御の見晴らしの良い丘の上で、こんな風景が見れる。

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 ここらは盆地で、見下ろす街はぐるっと山が囲んでいる。自然に抱かれた街を観るのはなんだか気持ちがいい。オラホビールのすぐ隣には、湯楽里館という日帰り温泉があり、この景色を露天風呂から観れる。真っ裸で腰に手を当てて、この景色を観るのは爽快極まりない。

 時間が経って夕焼け。盆地特有の上空に茜さす夕焼けはネバーエンディングストーリな風景。そしていざレストランへGo!!

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 一杯目は西日に照らされたゴールデンエール。

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 もうね、旨すぎてショックで元気なくなってしまった。どうやったらこんなに雑味のない深いフレーバのエール作れるの?ABV4.5%なんだぜ。一番はまったのはアンバーエール。それもABV4.5%なのに、まるでバーレ―ワインのようなまったりとしたコクと甘み。ひとくち飲んでノックアウト。すごすぎて素直に楽しめないビールだ。

 季節限定醸造の「春雷」の出来もすごかった。セゾンスタイルなのだがスパイスなしのイーストだけで、まるで白ワインのように複雑なフルーツフレーバを実現している。ここまでイーストの力を引き出す方法をお願いだから教えてほしい。自分のビールが、いかにお遊びかって打ちのめされた。

 ビールだけでない。オラホレストランの信州食材を使った料理は、これまた絶品。まったく隙が無い。「春雷 」をお土産に買いたいと店員さんに告げると、隣接の物産展で売っているとのこと。閉店してしまっているお店をわざわざ開けて売ってくれた。サービスも完璧かよ。オラホ最高。

 

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 写真は買ってきたお土産。楽しすぎて舞い上がって買いすぎたが、全部美味しいから悔いはない。中央後方の瓶は1リットル瓶のアンバーエール。スイングトップなので、今後有効利用するのは言うまでもない。中央前方の小瓶は、東御の蜂蜜。来週セゾンを仕込むために買ってきた。少しでも追いつけたらいいのだが、溝は深い。

 

 話は変わって、帰宅してベルジャンヴィットを瓶詰。

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 あれれ?なんちゅう透明度。見事に清澄してしまった。2次発酵容器に1週間も入れたらダメってことか。今回は2次発酵容器の底に溜まったイーストをあえて瓶詰ウォートに移して白濁する状態にした。ボトルコンディションでまた清澄してしまうと思うが、BJCPスタイルガイドにのっとって、「サービングの際にボトルを振って酵母も一緒に注ぐべき」ビールであることを明記しよう。

 

以上。