Rye IPA(Ver201711)

 3連休、突然時間が出来たので、戸惑った挙句にビールを仕込むことにした。今回はライ麦モルトを使ったIPA。こちらライ麦モルトの写真。細くて固くて、精米機フルパワーでミルに時間かかった。ローラーのミルを使っている人って、ローラーとローラーの隙間の調整をモルトの種類ごとにやるのだよね?大変そう。

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 ライ麦モルトについて、少し調べた。

Brewing With Rye | MoreBeer

 ライ麦モルトの構成比は10~20%。ライ麦は強いフレーバーが特徴で、多すぎるのはNG。ライトボディでいくらかドライ、すこしスパイシーなフレーバ。ヘッドリテンションは良好。βグルカンが多くて、小麦と同じような性質のため、スタックの問題をもつ。ふむふむ。

 

 で、レシピはこちら。

バッチサイズ

 10ℓ

モルト

 マリスオッター80%

 ライ麦モルト 10%

 カラピルス   7%

 ウィートモルト 3%

 SRM 4.5

マッシュスケジュール

 シングルインフュージョン 60m@67℃

ボイル

 60m

ホップスケジュール

 モザイク   13g 60m 

 ギャラクシー 7g 15m

 モザイク   8g 0m 

 ギャラクシー 8g 0m

 シムコ    8g 0m

 モザイク   12.4g ドライホップ 

 ギャラクシー 8g ドライホップ

 シムコ    7g ドライホップ

 IBUs 49

※最近、仕込んだビールが数値以上に苦い気がしてきたので、IBU計算の係数を4.15から3.5に変更した。

 

イース

 White Labs WLP090 San Diego Super

 

 久々にモザイクホップの効いたウェストコーストIPAを飲みたくなったので、WLP090を召喚。6月以来の登場で、しかも、エステルましまし作戦でイーストをいじめたので、生きているか不安だったが、スタータはちゃんとできた。

いじめたときの記事はこちら。

エステルましましIPA - homebrew diary

 

 今回つくったスターター。 

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 2ヶ月ぶりに自家醸造したのだけど、やっぱなまっている。ちょくちょく「あれ?次何やるんだっけ?」状態。一番の失敗は水造りでPHを下げ過ぎて、4を切ってしまったこと。水を作り直す時間がなかったので、これで行くことにした。マッシングの推奨PHは5.2~5.6だけど、低PHの影響って何だっけ?低PHでも、ターゲットOGにはちゃんと達したし、マッシュ効率も80%で想定通りだった。

 

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  なんにしても、焙煎されたモルトの香りと、スパイシーなホップ香を久々に吸い込んで楽しかった。

 

 以上。

 

※追記

完成品の感想はこちら。

2017/12Mの日記 - homebrew diary