3連休、突然時間が出来たので、戸惑った挙句にビールを仕込むことにした。今回はライ麦モルトを使ったIPA。こちらライ麦モルトの写真。細くて固くて、精米機フルパワーでミルに時間かかった。ローラーのミルを使っている人って、ローラーとローラーの隙間の調整をモルトの種類ごとにやるのだよね?大変そう。
ライ麦モルトの構成比は10~20%。ライ麦は強いフレーバーが特徴で、多すぎるのはNG。ライトボディでいくらかドライ、すこしスパイシーなフレーバ。ヘッドリテンションは良好。βグルカンが多くて、小麦と同じような性質のため、スタックの問題をもつ。ふむふむ。
で、レシピはこちら。
バッチサイズ
10ℓ
マリスオッター80%
カラピルス 7%
ウィートモルト 3%
SRM 4.5
マッシュスケジュール
シングルインフュージョン 60m@67℃
ボイル
60m
ホップスケジュール
モザイク 13g 60m
ギャラクシー 7g 15m
モザイク 8g 0m
ギャラクシー 8g 0m
シムコ 8g 0m
モザイク 12.4g ドライホップ
ギャラクシー 8g ドライホップ
シムコ 7g ドライホップ
IBUs 49
※最近、仕込んだビールが数値以上に苦い気がしてきたので、IBU計算の係数を4.15から3.5に変更した。
イースト
White Labs WLP090 San Diego Super
久々にモザイクホップの効いたウェストコーストIPAを飲みたくなったので、WLP090を召喚。6月以来の登場で、しかも、エステルましまし作戦でイーストをいじめたので、生きているか不安だったが、スタータはちゃんとできた。
いじめたときの記事はこちら。
今回つくったスターター。
2ヶ月ぶりに自家醸造したのだけど、やっぱなまっている。ちょくちょく「あれ?次何やるんだっけ?」状態。一番の失敗は水造りでPHを下げ過ぎて、4を切ってしまったこと。水を作り直す時間がなかったので、これで行くことにした。マッシングの推奨PHは5.2~5.6だけど、低PHの影響って何だっけ?低PHでも、ターゲットOGにはちゃんと達したし、マッシュ効率も80%で想定通りだった。
なんにしても、焙煎されたモルトの香りと、スパイシーなホップ香を久々に吸い込んで楽しかった。
以上。
※追記
完成品の感想はこちら。