冬仕込みは、やっぱラガーでしょ。ということを冬前から考えていたわけだが、プラズドロイクローンを作るには材料がまだそろってないし、CRAFTSMANで飲んだ、伊勢角麦酒のNE IPA「ねこにひき」にリスペクトされちゃって、、、そんなわけでひらめいたのがNew England IPL。トロピカルホッピーなラガーを作ってみることにした。
つわものぞろいのUSホームブリュワはすでに挑戦してるだろうなとレシピを検索するもあんまり引っかからない。NE IPLという言葉を使っているのはこの記事くらい。
Wrap your head around “New England-style” India pale lagers | DRAFT Magazine
こちらが市販されているNE IPLとのこと。
"hazy, cream and juicy"とのことで、やっぱラガーでも濁るんだね。Wicked Philthyがおいしいなら、クローンレシピがあっていいはずなのだが探しても見つからない。そもそもIPLがニッチだからしょうがないか。今回はいつものNE IPAレシピでイーストをラガーに変えて、ラガープロセスで醸造することにする。
レシピはこちら
バッチサイズ
10ℓ
マリスオッター 76%
ビエナ 8%
カラピルス 10%
フレークドオーツ 1.73%
フレークドバーレイ 4.27%
SRM4.63
※フレークドオーツが足りなかったので、バーレイで置き換え。
マッシング
シングルインフュージョン 60m
ボイル
60m
ホップスケジュール
polaris 60m 5g
Set A 0m
┣cryo citra 4g
┣cryo mosaic 4g
┗galaxy 10g
Set A Wirlpool@68℃
Set B Primary Fermentation
┣cryo citra 4g
┣cryo mosaic 4g
┗galaxy 14g
Set B 2nd Fermentation
IBUs20
イースト
Wyeast 2001 Urquell
今回の醸造はめちゃめちゃ疲れた。なにせ共同生活なので、他の人に迷惑かけないようにしなければいけない。しかも新しい設備での作業で、効率的な動線がわからないため、行ったり来たりを繰り返した。次に生かしたい。大きな反省点としては、ボイル後の10ℓの熱湯は、氷点下の外に出してもなかなか冷えないってのが分かった。やっぱチラーは必要。
今回、満を持してcryo hopを使ってみた。極低温製法でルプリンが濃縮されているので、今までの半分の量でいいというのがcryo hop。
こちらが普通のペレットpolaris
こちらがCryo mosaic。Cryo hopの方がじっとりしている。
最後に、イースト投入前のウォートがこちら。
ちゃんとヘイジー。さてさて、下面発酵イーストを使ったラガーリング後でもヘイジーを保っていられるのか?こうご期待。
以上。