2018/4Bの戦績

 そろそろチョコレート・ポーターを飲めるかなと、ペットボトルをにぎにぎする日々。ふと、先週瓶詰したNE IPLのペットボトルを握ると、なぜかポーターよりパンパン。いったいなにがあった?どうやら、W2001 Urquellイーストが絶好調のようだ。先週仕込んだラガーは1週間でFGに達しそう。うーん。イーストの管理って大事だな。自分は結構長いこと冷蔵庫で寝せて置くのだが、スターターをしっかり造りこまないとだめだな。

 てなわけで、ポーターとIPLを同時に開栓。まずは、NE IPL。

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 あれれ、清澄しちゃった?ペットボトルの底をみると、あきらかにホップが沈んでいる。ラガーイーストを使うとこんなことが起きるの?

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 こちらの写真は瓶詰時のNE IPL。こちらの色はばっちりNEっぽい。どうだろうこの違い。ちょっと驚きだ。

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 味はまぁまぁかな。ちゃんとホッピー&ジューシーでNEらしさがあるのだけど、やっぱイーストのエステルが弱くてバランスが良くない。パンチがないというのか、線が細いというのか、ホップ汁のイメージが強い。やっぱNEスタイルはエールイーストで仕込むべきだ、ちゅうことで終了。

 

 お次は、チョコレート・ポーター。これはGood!まだカーボの入りが弱いようでヘッドが寂しいが、フレーバーだけで醸し出される甘味は大人のデザート感があり、まったりと癒される。これは定番にしてもいいかも。次はチョコレート・スタウトでいこうかな。

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 先週仕込んだ一番搾り製法ラガーだが、イーストが元気すぎて予定を前倒しして進めている。温度と比重遷移はこんな感じ。ワインセラーで10℃前後をキープしていたが4日目からOFFして、発酵熱で徐々に上げていこうと思ったら、速攻で20℃に到達して慌ててまた下げた。元気すぎる。

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 そうそう、よく見るこちらのブログにこんな機器が紹介されていた。温度と比重を計測してくれるIoT機器Tiltだ。

brewmagblog.wordpress.com

 この発想はなかったな。自分も温度と比重を毎日計測してノートにメモして、それをExcelにデータ入力しているのだがめんどくさーと感じていた。ラズパイで計測データの収集できないかな~温度はいいけど比重はどうやって見ようかな~と思っていたら、ウォートに直接突っ込むのか。しかし計測原理がよくわからない。船のバランスの用語らしいメタセンターなる言葉が出てきて、傾斜角と加速度から計算しているとのことだが難しすぎる。単純に比重計をセンシングして画像認識することはできないのか?あと、容器の壁にぶつかった時の計測値は正常なのだろうか?とか、いろいろ考えた挙句、リアルタイムな調整が必要な工程でもないし、1日2回程度の計測で十分だからなぁ・・・。ってことで保留。醸造設備のIoT化は何かしらやりたいなと思っているが、まだアイデアはない。

 

以上。