このブログの人気記事の一つにこの記事がある。
内容が古くなっていたので、最近の醸造環境を反映して更新することにした。
最近変わったのは、以下の3点。
・水道水を使うことを辞めて、ミネラルウォーターを購入
・スターター製造の材料費を追加
・近年の物流コスト増加の反映
その結果、500ml缶で164円に値上がりしてしまった。まぁ、上記のブログにも書いているが、そんな小さな金額が増えた減ったよりも、人生全体でビールに対するお金と労力がかかってしまうのがホームブリューの世界なので、気にしないことにしている。
次の話は、ヴァイツェンが出来上がったのでその感想。
あらら。まるでラガーじゃんってくらい、きれいに清澄しちゃっている。一口飲むと、フレーバーが弱くていまいち。ぜんぜんバナナ&クローブを感じられない。しかし、これに瓶底に溜まったイーストをしっかり溶かし入れてあげるとウマい!!
こっちの写真は、イーストを混ぜ合わせたうまうまヴァイツェン。
ヴァイツェンを醸造するときは、沈下による清澄が起きないように気を付けたほうが良いようだ。今回は、ボトリング容器に移す時にイーストが舞うようにしたけど、もっと混入させるために、2次発酵容器に移す時に工夫できないだろうか。具体的には、ゴミは移さずに、イーストだけを移すようなこととか。プロはどうやっているのだろう。そもそも沈下しやすい環境ってあるのだろうか?
ちなみに、今回のヴァイツェンの比重遷移はこんな感じ。
お次は、セゾンの話。
時短セゾン(Ver201806) - homebrew diary
いい感じに比重が底をついたので、本日2次発酵容器に移した。こちら味見用のサンプル。
想像していた通りだが、複雑なアロマが強烈に薫り、匂いだけでトロンとしてしまう。口に含むと、少しホップの苦みが強いけど、それを覆い隠すフレーバーがすごい。いい仕事していますね、WLP565さん。
ちなみに、こちらが比重遷移図。ヴァイツェンの時もだけど、醸造はじめは温度を低く、後半に高くする手法を取っている。この方法が正しいのか、いまいちわかっていないけどね。来週は瓶詰で、飲めるのは7Bかな。楽しみ。
最後は、久しぶりにイーストの培養を始めた話。培養しているのはエルディンガー・ヴァイス・ビア・ヘーフェ。たまたまお店でボトルビールを飲む機会があったので、その瓶をそのまま貰って帰ってきた。本当は瓶底で培養⇒試験管⇒ビーカーって感じで増やしていくんだけど、はじめっからビーカーで開始しちゃった。これで一週間くらい放置して、気泡が出るようならウォートを追加して本格培養を開始する。
写真は培養開始初日。
以上。