前回仕込んだセゾンの出来がいまいちだったのでリベンジ。昨年のヨードセゾンから続くセゾンとの戦いをそろそろ終わりにしたい。
今回の醸造は、ちゃんとスタイルに合った材料を使ってフルマッシングすることと、発酵温度のコントロールを徹底することで味の改善を目指す。
こちら、前回のセゾンの感想と改善点を調査した記事。
今回のレシピはこちら。基本に忠実な構成で副原料は使わない。
Batch Size
11リットル
malt
Pilsner 90%
Viena 6%
Munic 4%
SRM=5.2
mash
infusion 63℃ 60m
mash out 74℃ 3m
boil
60m
hop & spice schedule
EKG 15g 60m
EKG 15g 10m
EKG 12g 0m
IBUs=25
Yest
WLP565 (Belgian Saison I yeast)
仕込んだのは先週の日曜日で、今日二次発酵容器に移した。発酵温度のコントロールはこんな感じ。ピッチ当初、セラーの温度調整がうまくいかなくて低すぎた。18℃くらいを目指していたが、17℃代で3日間過ごした。その後は徐々に温度を上げて、最終的にセラーをOFF。最後は27℃まで上がった。ターゲットF.Gに達したので二次発酵容器に移したが、まだ弱く発酵しているようなので、もう少し比重が下がるだろう。イーストの注意事項にあげられているストールは今回もなかった。
こちら試飲用。ゴールドでいい色。発酵が止まりクリアになったら光の奥行きが出て、また一段と良い色になるだろう。セゾンデュポンと比べてみたい。
試飲する限り、抜群の出来。複雑なフルーティに酸味が加わり味が立体的。心配なフェノールは無いと言えばウソになるが、良いキャラクターに収まっている。しかし、最終的にどうなるかはわからない。前回のセゾンだって、二次発酵容器に移す時は良かったし、フェノールは感じなかった。
来週瓶詰めして、飲めるのはお盆明けかな。ドキドキする。
以上。
追記
完成品の評価はこちら