こちらのビールが完成したので評価。
なつやすみの自由研究ビール(Ver201808) - homebrew diary
エルディンガーヴァイスの瓶から採取した酵母を培養して仕込んだビールだ。同時に仕込んだビールが失敗したり、次の週に仕込んだビールがまたしても失敗したり、散々だった頃のビールなので期待はしていなかった。
これがイケる。ヴァイツェンのバナナ香がみじんも感じられず、すっきり美味しい。ほんのり酸味もあり、味の深みを助長している。こいつはラガーじゃないのか?エルディンガーヴァイスのボトルにはラガーイーストを入れるという情報なので(知らなかった)、そいつを支配的に培養したってことか?
しかし、ヴァイツェンのつもりで仕込んだので、温度管理はエール仕様なんだよな~。ラガーイーストを高温で仕込んだってことなので、もっとイースティになるべきじゃないの?今回の温度と比重の遷移はこんな感じ。真夏だったけど温度はしっかり低温を維持できているので、もしかしたらエールイーストの低温発酵によるクリスピー感が出た?もうなにがなんだかわからない。
冷静になって厳密に味を評価するなら、いつもは感じないオフフレーバーが弱くある。DMSかな。キャベツやネギ様と言われればそうかも。いずれにしても硫化物だろう。減点。
しかし、このクリアで酸味と深みのある味はクセになる。次、ラガー温度で仕込んだら化けるかも。
以上。