こちらの記事で言及したケルシュのレシピをアップする。VBNCイーストの第2弾、W2565 KÖLSCHをレスキューして仕込んでみた。
早速だがレシピはこちら。
前回のシメイレッドクローンの失敗により、VBNC復活イーストはまだまだ弱いということを勉強したので、今回は5ℓバッチ。おかげでしっかりFGに達してくれた。ちなみに発酵温度は15~16℃。
Batch Size
5リットル
malt
ピルスナー 95%
ミュンヘン 5%
SRM=3.7
mash
プロテインレスト 50℃ 30m
インフュージョン 65℃ 60m
マッシュアウト 76℃ 5m
boil
60m
hop & spice schedule
シュパルターセレクト 12g 60m
IBUs=24.9
Yeast
Wyeast 2565 KÖLSCH
ケルシュのレシピは割とシンプルだが、調査した結果で困るのがホップ。シュパルト(シュパルター)というホップが出てくるのだが、これが売っていない。そうなると素性を調べて、近親のホップを探す必要がでてくる。そして、シュパルターセレクトというホップが売られていることを知る。このホップはシュパルトホップとハラタウの交配種とのことで、代替としてこちらのホップが出回っている。個人的な推測だが、交配種のほうが収量が優れているのだろう。
シュパルトとはドイツの地名だ。それはどこか?ケルシュのホップがシュパルトホップなら、てっきりケルンの近くだと思っていた。そしたらケルンよりもミュンヘンの方が近い。へーなんで?ケルシュはなんでシュパルトホップにこだわっているんだろう。そこら辺はまだ調べきれていないので、知っている人がいたら教えてください。
ピンの位置がシュパルト地方
さてケルシュと言えば、細いシュタンゲグラスに入った、白いヘッドのクリアイエロービールじゃないだろうか。こちら、瓶詰前の自分のケルシュ。
イーストが浮遊していて若干濁っているが、しばらくしたら良い色になりそうじゃない?これはVBNCレスキューイーストの特長なのかもしれないが、フロキュレーションが弱くてイーストの浮遊が激しい気がする。
味見の結果、ケルシュの味が舌に馴染みないのでピンとこない。しかし、まぁ美味しいかな。来週末には飲めるはずなので、比較ビールを探しておこう。
以上。