ポラリスホップを使ったラガーを作りたいな~と考えていて、ベースとなるスタイルをどうしようか迷っていたら、ビアバーで飲んだ忽布古丹の「New Generations Pils」に感銘を受けて、これで行くことにした。高AVBのインペリアルピルスナーだ。
こちらHPの紹介記事抜粋。さすがセンスいい。
インペリアルピルスナーは正式に定義されているスタイルではありませんが、ピルスナーらしい爽快な飲み口とクラフトならではのホップ愛、そして遊び心を盛り込んだ前衛的な試みを表す言い得て妙なスタイルだと思います。
Batch Size
11リットル
malt
ピルスナー 100%
SRM=4.1
mash
プロテインレスト 50℃ 30m
インフュージョン 65℃ 60m
マッシュアウト 74℃ 5m
boil
90m
hop & spice schedule
ポラリス 6g 60m
ポラリス 10g 10m
IBUs=32.3
Yeast
Wyeast 2001 Urquell
ポラリスは、高アルファ酸ホップなのでビタリングホップのカテゴリだが、ミント感が特長とのことなので10mボイルで投入。ミント感を確かめてみようと思う。使うイーストはピルスナーの王者プラズドロイ。ちゅうか、元気なラガーイーストはこれしかない。
さてこのビールの発酵が遅い。イーストの活動下限温度9℃を維持していたのだが、遅々として進まない。2/10付近でがくんと比重が下がっているのは、次の醸造スケジュールが詰まってきて、ストッカーを明けるため発酵途中で移動したタイミング。それまで測定していた比重計のビールを捨てて、本ウォートを測定しなおしたのだ。本ウォートはある程度下がっていたが、それでもまだ足りない。このイーストの性質なのか、冬という季節が影響しているのかよくわからない。ラガー仕込は難しい。
仕込から40日経過して、今日瓶詰。比重は1.012まで下がっていたのでゆっくり発酵が進んでいるんだよね。ようわからん。
瓶詰は、試験官カーボ用に半分をペットボトルに詰めて。のこり半分をプライミングシュガーと追いイーストで瓶詰した。
味見した結果、ちょっとイーストのクセがある。あれだけ温度下限で遅々と発酵させたのに、これだけイーストの味がついてしまうのは解せぬ。ポラリスの特長はまだよくわからない。来週くらいに試験官カーボ注入して味見してみる。
以上。