これまでラガーを仕込むときはWyeast 2001 Urquellイーストを使っていたのだが、古くなってしまったのか、どうにもイーストくさい仕上がりになってしまう。そんなわけでラガーイーストを新調することにした。それがこちら2308 Munich Lagerだ。これでへレスを仕込む。しかし、よくよく調べるとこのイーストが適したスタイルにミュンヘナーヘルはない。間違ったようだ。まぁ仕込んでみましょう。
レシピはこちら。
Batch Size
11リットル
Grain Build
ピルスナー 95%
カラピルス 5%
SRM=3.4
※ ミュンヘンやビエナを入れてコクを出すようだが、SRMが上がるの嫌だったので、今回は使わなかった。
Mash
プロテインレスト 50℃ 30m
インフュージョン 65℃ 60m
マッシュアウト 76℃ 3m
Boil
90m
Hop & Spice schedule
ポラリス 3g 60m
ミッテルフリュー 14g 60m
ミッテルフリュー 14g 15m
IBUs=22.5
※ミッテルフリューだけでIBU達成は大変なのでポラリスをサポートで使用。
Yeast
Wyeast 2308 MUNICH LAGER
温度と比重遷移グラフがこちら。
発酵開始まで1週間かかっている。温度を上げてみたり、別なイースト投入しようか悩んだりと、心臓に悪いからやめてほしい。ちなみに、3/10の夜に再エアレーションして、3/11から発酵が開始している。VBNCレスキューの時もそうだったが、酸素注入はイーストをキックする効果があるのかもしれない。
3/3に仕込んで3/24に一次発酵終了。そして4/20に瓶詰。瓶詰はフィルターを使ってイーストを濾過した。フィルタは2回目の登場。1回の使用でフィルタ繊維にイーストが入り込んで黄ばんでしまったが、次亜塩素酸ナトリウムでしっかり消毒して使った。使用前の水の濾過テストで、変な味を感じなかったから大丈夫と思いたい。
グラスに入っているのがイーストフィルタ後。右のペットボトルがプライミングシュガー+イースト入り。グラスの清澄度がやばい。
味見をすると、まずい。飲み残したぬるいビールを飲んだ感じだ。ということは、良く冷やして炭酸が入れば、大手ラガーの味になる予感もする。ミュンヘンラガーの弱いレーズンのような味もして楽しみだ。来週あたり、試験官カーボで飲んでみましょう。
以上。
完成品の記事はこちら。