最近イーストで遊ぶときは、WyeastのHPを見てからレシピを考えることが多い。このHPでは、そのイーストに適合するスタイルを紹介してくれるのだが、けっこう忘れていたスタイルを紹介してくれるので助かる。レシピ検索ではでてこないような不思議なスタイルを推してくることもあり、そこからイメージを膨らませてレシピを考える。
この中からInternational Amber Lagerスタイルをみつけた。ケルシュイーストでラガーを仕込む?しかもあまり聞いたことのないスタイル。と戸惑ったが、コマーシャルビアのブルックリン・ラガーをみてつくる気MAX。大好きなビールだ。
こちらは正確なクローンレシピなわけだけど、これに近づけるように持っているモルトとホップでレシピを構成していく。
できたレシピがこちら。
Batch Size
11リットル
Grain Build
US 2row 40%
UK 2row 40%
Viena 7%
CaraRed 10%
SpecialB 3%
SRM=10.2
※Crystal maltを切らしていたため、SRMのバランスをとるためSpecialBを使用
2rowは在庫をかき集めたのでUSとUKを合わせた。
Mash
プロテインレスト 50℃ 30m
インフュージョン 65℃ 60m
マッシュアウト 76℃ 5m
Boil
75m
Hop & Spice schedule
マグナム 7g 60m
チヌック 7g 30m
ミッテルフリュー14g 10m
クライオシムコ 7g 0m
ミッテルフリュー14g 0m
クライオシムコ 7g ドライホップ 2次発酵容器
ミッテルフリュー14g ドライホップ 2次発酵容器
IBUs=32.9
※カスケードやウィラメットを持っていなかったので、手持ちのアメリカンホップ(チヌック/シムコ)に置き換えて仕込む
Yeast
Wyeast 2565 KÖLSCH
温度と比重遷移グラフ。ケルシュイーストの一次発酵はやっぱ長い。
そして5/25に瓶詰。先週末出張で不在だったため、今週末は、瓶詰2バッチ/澱引き1バッチ/醸造1バッチのおそるべきスケジュールだった・・・。
こちら味見。グラスはブルックリンブルワリーを使用(笑)
色はいい感じかな。味は、ブルックリン・ラガーとはだいぶ違う。ケルシュイーストのほんのり甘いさわやかさとモルティはあまり合わないかも。後味のアメリカンホップの主張もケルシュイーストと合わないなー。だけど、なんかおいしくてちびちび飲み干してしまった。不思議なビールを造ってしまったかも。ここにカーボが入るとどうなるのか。たのしみだ。
以上。
※追記
評価の記事はこちら