ヘレス2(Ver201904)

 今期最後のラガー。4月の前半に仕込んで、5月の末に瓶詰した。6/1に試験官カーボで開栓したのでその記録。

 

 レシピはこちら。

Batch Size

 11リットル

Grain Build

 ピルスナー         81%

 ビエナ            6% 

 グラニュー糖        13%

 SRM=3.2

※前回の反省で、モルティを強めるためにビエナを使用。しかし色を抑えるため砂糖も多めにしてみた。

Mash

 プロテインレスト 50℃ 30m

 インフュージョン 65℃ 60m

 マッシュアウト 76℃ 3m

Boil

 60m

Hop & Spice schedule

 マグナム      3g 60m

 ミッテルフリュー 14g 60m

 ミッテルフリュー 28g 15m

 IBUs=21.7

 ※ホップの薫りを出すために、レイトホップを多めにしてみた

Yeast

 Wyeast 2308 MUNICH LAGER

 

 こちらは瓶詰時の写真

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 フィルターを使って濾過しているので、とても清澄度が高い。ちなみにフィルターの使用は3回目になるが、我が家のフィルターシステムではイーストを完全に遮断できないことが分かった。瓶詰して一週間もたつと、弱くだけどペットボトルが張っているのだ。キャップをあけるときの弱いシュッという音が、イーストの嘲笑に聞こえる。

 フィルタの取り扱いについては、いろいろ追加情報があるのでフィルタの記事に追記しておく。

 

 そしてこちらが完成品。グラスが曇ってしまっているがすごい透明。いいね。

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 前回のヘレスは味うっすの完成度だったが今回はうまい。これ系のライトラガーのうまさって、本当に表現が難しい。ホップやエステル香が強くてパッと華やかだとわかりやすいのだけど、モルトとホップとアルコールがバランスをとりあっていてオフフレーバがない状態を一言であらわすのは難ししい。あらわすなら「うまい」ってだけかな。あと、ビールの一口目がすすむのを最低ラインとするなら、3口目4口目でもゴクゴク飲めれば成功だ。このビールにはそれがある。

 

 これにて、ラガーは11月まで封印。今期は古いウルケルイーストを使ったイースティラガーの失敗からミュンヘンラガーイーストに切り替えて、最後に成功と言えるラガーができた。よかったよかった。

 

以上。