2017-01-01から1年間の記事一覧
近所でお祭りをやってたので、お好み焼き買ってきて昼間からカンパーイ。 さてタイトルにある通り、今回は、ボトルからイーストを回収して培養することにしてみた。どのビールのイーストを取り出そうか考えた結果、日本一のブリュワリーだと思っている志賀高…
最近の戦績など。まずは4月に仕込んだスタウト。仕込みの記事はこちら。 アイリッシュ・スタウト(Ver201704) - homebrew diary Wyeast 1098 British aleを使うのは2回目だが、このイースト、後半の発酵力が弱いかも。瓶詰後になかなか炭酸が入らない。1ヶ…
ヴァイツェンにリベンジする日がやって来た。リベンジと言っても、前回そんなに失敗したわけではないが、もっとおいしくしたい。前回は話はこちら。 vvm.hatenablog.com ということで、ここで勉強しなおしてみた。全6回の力作の記事だ。 German Wheat Beer: …
アドブルのキットを買った頃の話し。モルト缶から始めたんだけど、その頃の写真が出てきたので過去を振り返りながら書いてみる。 写真はアドブルのフルセットのキット(約16000円)。発酵容器にボトリング容器、打栓器、瓶、王冠、モルト缶等々、すべての道…
※ミルセンの揮発温度について追記 ※数値に間違いがあったのでグラフを更新。すみません。 今日、東京ビアウィークのイベントに行ってきた。なんと、キリンの村上さんのセミナーを無料で聴講できるとのことなのだ。そのセミナーで知ったことを羅列しておく。 …
ホームブリューを見たいというビール仲間のために、久しぶりにBIABした。 やっぱり慣れない・・・。今回のレシピは、配るように12リットルバッチ(我が家のマックス)にしたのだけど、そのためには14リットルでボイル開始する必要がある。そのため、寸胴鍋の…
GW中盤に仕込んだココナッツミルクDIPAの続編。 ココナッツ・ミルク DIPA (Ver201705) - homebrew diary 今日、1次発酵容器から2次発酵容器に移した。味見した結果、大昔のロッテのコーヒーガムのような優しいココナッツ香と、アメリカンホップのバランスが…
GW中に飲んだビールのことなど。 ヨコハマフリューリングスフェストへ。サンクトガーレンが「ゴールデンヘイズIPA」という名でNE IPAを限定販売していた。さすがサンクトガーレン、流行に敏感。おかげで初めて本物を飲めた。本物を飲んだ感想、自分のNEは捨…
GWだから1回くらい仕込むよ。今回仕込んだのは、ココナッツミルク DIPA。ココナッツフレークが近所の中華料理用品店で手に入ったので、ココナッツミルクポーターにしようと思ってレシピ考えていたら、DIPAでもココナッツ使うレシピがあることを知った。スタ…
仕事忙しくて、ようやくGW突入。TVでGW後半突入とか言われると悲しいから止めて。 本日、3月12日に仕込んだプラズドロイクローンを開栓。 プラズドロイクローン(Ver201703)とデコクション - homebrew diary 色はいいんだけど、コクが足りない。エグミが少…
ポーターを昨年11月に仕込んでから濃色系ビールを仕込んでなかったので、黒いビール欠乏症に陥った。ポーターが好きだが、今回はスタウトを作ることにした。 ギネスエクストラスタウトにはまっていて、いろいろ調べていたら面白い記事を見つけたのだ。ギネス…
昨日、自分で作ったNE IPAにダメ出ししていたが、その後に飲んだすべてのマイビールがイマイチだった。体調が悪いのだろう。こういうことがたまにある。 話は変わって、成城石井というブルジョアなスーパーに初めて行ってみた。ビール売り場がハッピーなこと…
ビール友の中でNE IPAが話題になっていたころ、タイムリーなことにkotori brewingさんが挑戦していた。面白そうだったので自分も挑戦することにした。ちょうどホップの海外通販を頼もうと思っていたので、WyeastのLondon Ale Ⅲも注文。材料がそろって仕込ん…
3月12日に仕込んだプラズドロイクローンをやっとこ瓶詰。 プラズドロイクローン(Ver201703)とデコクション - homebrew diary 琥珀色の良い色。あとはカーボが入ってあの美しいヘッドが実現できればプラズドロイに近づけるかな。 味見したところ、しっかり…
デキストリンは大きな糖で、イーストは食べることができない。そのため発酵終了後も麦汁のなかにも残り、ビールのボディを強化することができる。デキストリンは糖化温度高め(68~70℃)でマッシュすると良く出る。反対に低めの温度(62~64℃)でマッシュす…
醸造水がビールに与える影響はぼんやり知っていた。日本の水は軟水で、ペールエールの生まれたバートンオントレントは硬水とのこと。軟水の方が淡色ビールに適しているらしく、硬水の方が濃色ビールに適しているらしい。それくらいの情報しか知らなくって、…
昨日飲んだ限定一番搾り。これうまい。 とれたてホップ見たいに軽いのかなと思ったら、コクと香りのバランスが絶妙。キリンやるなぁ。あと、エビスのクリスタルヴァイツェンも美味しかったな。大手はさすがだ。 最近、一次発酵の時に比重の推移を記録するた…
失敗したと言っていた2017/01/14に仕込んだヴァイツェンが旨くなってきた。ボトリングは2017/01/28。1ヶ月半もかかるの?ラガー並じゃないか。想定外だったけどうれしい。次は4ビニル・グアヤコールを強化してもっと美味しくするぞ! レシピはこちら。 ヴァ…
最近、熟成のことを再調査した。調べたきっかけが、「ビールはマグナムボトルの方が美味しい。」というWeb記事をみたから。ボトルの大きさは気にしたことなかったのだが、どうもそれは定説らしい。あれ?だったら自分も大瓶でボトルコンディションした方がい…
Wyeast 2001 Urquellを入手した。 自分のビール鎖国を開港したのがアメリカンIPAなら、ビールの旨さを教えてくれたのがプラズドロイだ。飲んだことあるだろうか?日本でタップにプラズドロイ繋いでいるお店は横浜のPIVO屋が有名。今は移転準備のため閉店中な…
全3回でお届けするレシピ構築シリーズ。1回目は初期比重の計算。2回目はカラー計算でした。過去の記事はこちら。 レシピ構築(初期比重編) - homebrew diary レシピ構築(カラー編) - homebrew diary 最終回はIBUの計算式。IBUはInternational Bitterness …
この記事で仕込んだヴァイツェンについて。 vvm.hatenablog.com はっきり言うが失敗した。 味が薄い。もっと甘みと深みを期待したがあっさり君だ。かろうじてイーストの力でバランスをとっているけど、これをお店で出されたら二度と飲まない味だ。それでも瓶…
ジアセチルって、オフフレーバの代表的な物質だけど、よくわかっていない。イーストが出すけどイーストが再吸収するよとか、ぼんやり聞きかじっていただけ。ちょっと興味が出てきたのでいろいろ調べた。以下、自分が調べて納得いったものを記載する。自分が…
※2017/2/26 追記有。写真をアップした。ターゲットIBUを追記。 今日は、昨年末に仕込んだセゾンのことなど。 セゾンはベルギーのフランス寄りの地域で作られていたビールで、農家が閑農期の冬に仕込み、夏の農作業中に飲むことを目的に作ったビールである。…
※2018/7/3 修正あり。SRM計算に使うモルトの色度はLovibondを使う。申し訳ない。 ※2017/2/26 追記有り。例題の答えを書いてなかったので追記した。 SRMはレシピ構築であまり重要でないと思っていた。SRMなんて気にせずに好きなモルト使って、出来上がった色…
1月に沖縄に出張に行って、時間があったのでヘリオスパブに寄ってみた。そこで飲んだインペリアル・レッドエールに脳天をやられた。うますぎる。ヘリオスのレッドエールは期間限定醸造。しかも流通していないので、この時季の沖縄に来ないと飲めないらしい。…
※2018/6 更新 自分が自家醸造を始めた理由は、安くておいしいビールを飲むためだった。ビールにハマり始めたころ、この調子でビール飲んでいったら家計がやばいと感じて、自分で作ろうという結論に至った。知人にビール醸造していることを打ち明けると、必ず…
※Target OGの計算式に暗黙的に-1が含まれていて正確でないため更新 ※マッシュ効率について更新 2017/9 何度も醸造を繰り返していると、自分なりのレシピを作りたくなってくる。もっとローアルコールにしたい、苦くしたい、ボディを強くしたいなどなど。そう…
モルトはビールの材料で重要なんだけど、イマイチ判ってない。ちょっとそれを深堀して調べてみようと思ったので、その内容を備忘録として記載する。先に言っておくが申し訳ないが中身はあまりない。浅くて狭い。時間があったら暇つぶしに読んでほしい。 まず…
オールグレインによる醸造は、ホームブリュワーにとってなかなか骨の折れることだ。麦芽を糖化させるマッシング、糖化エキスを濾すローターリングとスパージングという工程が必要になる。場合によっては麦芽を砕くミリングの工程も加わり、仕込み時間の増加…