志賀高原IPAボトルから回収したイーストで仕込んでいるIPAの続報。過去記事はこちら。
イースト培養3&志賀高原IPAクローン(Ver201706) - homebrew diary
こないだの土曜日に2次発酵容器に移した。酸っぱい香りを放っていると報告したが、本ウォートに移してからは、まったく感じなくなってしまった。発酵初期の頃に浮いていた汚イーストを全部すくって捨てたのが良かったのか、とてもスムーズに進んだ。あのすっぱい香りはイースト培養期間特有の香りなのか、それともラクトバチルスが死んでくれたのか。とにかくランビックじゃなくてエールができそうで一安心。自然発酵で昔のことを思い出したが、ボイル後の棄てる予定の汚麦汁をペットボトルに入れて放置していたら、イースト入れてないのにパンパンに発酵したことがあった。当時は怖くて捨てたけど、まさに自然発酵。次同じことあったら色々試したいけど、あれ以来一回もない。
ドライホップ投入。4リットルバッチに対してドライホップがかなり多い気がするけど、まあいいや。抗菌抗菌。ホップは基本のカスケードとセンテニアル、そしてアクセントにチヌック。志賀高原IPAがなんのホップ使ってるのかわからないが、何となくチヌックがひらめいたのだが、みなさんはどうだろう。
一次発酵終了時の味見。色はいいんじゃない?志賀高原IPAの明るいオレンジ色を再現出来てるかな。味はちゃんとエールの味で、いまの段階でも飲めるレベル。でもイースト由来のエステルは弱い。たのしみな味ではあるが、志賀高原IPAじゃないな。ドライホップで誤魔化せるか。
こちらのグラフは比重と温度変化。青線が比重で赤線が温度。温度は意識してコントロールしていないので参考までに。比重は仕込み直後から活発な発酵をみせて、3日目で比重の底をついた。オリジナルグラビティとの差からアッテネーションを計算すると79.6%の優秀な発酵率。次も頼みますぜ旦那。
最後に、ウォッシュした後のイーストの写真。発酵容器の底に溜まっていた、汚れと結合したイーストは思い切って捨てたので、いつもより少ない回収率。この瓶がもう一本あるだけ。でも、10リットル仕込みの自分には十分だと思うし、乳白色のきれいな色で安心。今仕込んでいる4ℓバッチが美味しくできたら、また次を仕込んでみよう。7月末には飲めると思うからまた報告する。
以上。
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