2018/1Bの日記

 醸造からほぼ一か月。適当ラガーを2次発酵容器に移した。 レシピはこちら。

適当ラガー(Ver201712) - homebrew diary

 「適当」って日本語の意味的には「ちょうどいい状態」というプラスの方の意味なんだけど、ここでは「いい加減」の方の用途で使っている。しかし「良い加減」と書くと、ニュアンス的にプラスの状態を表しているんだから日本語って難しい。

 

f:id:vvm:20180114180158j:plain

 クリアで良い色。ゼラチンを入れた効果か、1ヶ月寝かした効果か、しっかり清澄してくれた。底に蓄積した澱はかなり分厚く、サイフォンでも舞いやすかったので、だいぶ欠損してしまった。味は、モルト感がありつつもすっきりしていて飲みやすい。しっかりラガーだ。酵母リユースは、今回使ったS-23 Saflagerは捨てて、復活したWyeast 2001 urquellを洗浄して保管した。スターターの上澄みを味見したんだけど、めちゃめちゃまずかった。ヌルっと濃厚な酵母臭。ちょっと、ちょっとちょっと。Urquellくん大丈夫?来月札幌で使ってみるけど、少し心配。

 こちら比重遷移図。紺色の線が比重で、赤線が温度。S23を入れたのが12/24で、発酵が本格的に始まったのが12/28頃。その直後から長いこと帰省して、1/8に戻ってきたらFG達していた。青線は、正月休み中のプロットを想像で書いてみた。

f:id:vvm:20180114183820p:plain

 2月の上旬に瓶詰する予定。飲めるのは3月かな。その頃は札幌だ。2月に引っ越すのだが、引っ越し業者にワインセラーがあることを電話で告げると、「ワインの輸送はどうしますか?」とのこと。「ワインはないです」と答えた後の沈黙は、鳩が豆鉄砲くらったような間だった。寸胴鍋とか改造された漬物樽とか、当日の搬出業者はさらに不思議なものを見るだろうと思うとドキドキする。

 

  話は変わって飲んだビールの話。昨年末の会社のレクでもらった四国・中国地方一番搾りセット。おいしいなぁ。高知・香川・愛媛・徳島・山口・岡山・広島・鳥取・島根。普段だったら全然いかない地方の一番搾り。一番気に入ったのは、島根。 色が濃いね~。高知もエキセントリックな不思議な味がして驚いた。ほんと一つ一つ特徴があって面白い。

f:id:vvm:20180114180313j:plain

 ビール仲間に「キリン変態」と呼ばれている人がいるのだけど、その人は47都道府県の一番搾りを集めて、どれが一番うまいか甲子園をやってる。尊敬を込めてイカレてるなって思ってたけど、やりたくなる気持ちがわかった。ちなみに、昨年の甲子園の覇者は和歌山とのこと。智辯学園か。我らが駒大苫小牧はどうだったのか気になるところだ。

 

以上。