在庫処分的IPA(Ver201805)とGWの日記

 GW後半。今回は在庫処分的IPAを仕込む。ホップとモルトの整理をしていたら、1年以上前に購入したFarmhouse Hop Blend 4/ozが出てきた。中途半端なベースモルトもたくさんあったので、それらを使い切ってしまおう。

 

 初めてホップブレンドを使うのだけど、こんな感じで複数のペレットホップが混在しているのね。aaは平均値で10%ということだが、ビタリングに使うと構成によっては不正確なIBUsなりそう。ペレットを粉砕して混ぜればいいんだろうけど。まぁいいや。冷凍保存してたとはいえ、香りはだいぶ飛んでいるかも。その分、量でカバー。

 

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 購入した時期からこのブレンドのようだ。

Farmhouse Hop Blend #11 - Farmhouse Brewing Supply

 

さて、今回のレシピはこんな感じ。 

 

バッチサイズ

 12ℓ

モルト

 US2Row               4.1%

 UK2Row                24%

 ミューニック       4.6%

 マリスオッター    8.6%

 カラピルス         48.7%

 グラニュー糖        10%

 SRM=4.4

 ※まさに在庫処分構成

マッシング

 プロテインレスト                  30m

 シングルインフュージョン   60m

 ※クリアを目指して、久々にプロテインレストを実施

ボイル

 60m

ホップスケジュール

 Farmhose hop blend  60m  20g

 Farmhose hop blend  30m  20g

 Farmhose hop blend    5m  10g 

 Farmhose hop blend    0m  20g

 Farmhose hop blend   1st Fermentation  20g

 Farmhose hop blend   2nd Fermentation 24g

 

イース

 志賀高原IPAリユースイース

 

 15リットルの寸胴鍋で作れる限界サイズを狙ったのだけど、慣れないことをするとたいてい失敗する。OGを大きく外したり、スタックしたり、吹きこぼしてキッチンを汚したり。だけど今回は、ターゲットOGもぴったりでスムーズな醸造だった。スターターもしっかり作ったので、当日から発酵開始。理想的な醸造だ。これで味もよかったら、自分をほめてあげたい。

 

 お次はレッドエールの話。 瓶詰した。心配していたヘイジーは、だいぶ清澄してくれた。写真はボトルコンディション用にイーストを追加したので、また濁ってしまっているが、2週間したら透き通るだろう。色は、まぁまぁかな。もう少し濃くてもいいかも。SRM=10.9だから、次は11.2くらいを狙ってみたい。ちなみに右の瓶は、ビール用の色がついた瓶ではなくて、透明な瓶だ。

 味はまだ若く、モルトのクセが強くて、とがった印象だけど自分の好みに近い。いいね!

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  今回使ったw1084アイリッシュ・エール。なんとなくの感想だけどカーボの入りが遅い。1次発酵時は爆発的な発酵力を見せるのに、瓶詰後は働かないってことは、凝集性が高いためボトルに入っていないのでは?と推測する。しかし、WyeastのHP見てもFlocculationはミディアムだ。自分がFlocculationのことをなんか勘違いしているのかな?なんにしても、ボトルコンディションをしっかり進めるため、追いイーストを行った。ちなみに、昔使ったことがあるw1098ブリティッシュ・エールも同じような素性だったから面白い。

 

 以上。

完成品の感想はこちら

2018/5Eの戦績 - homebrew diary