2018/6Eの日記

 先週からエルディンガーヴァイスのイースト培養を始めたのだが、知り合いの方からご指摘メールをいただいた。「ヴァイツェンって瓶詰時にラガーイースト入れるって聞いてたけど、エルディンガーに聞いたらやっぱそうみたいだよ」というメールだった。親切にもエルディンガーに問い合わせしていただいて驚いたのだが、瓶詰時のラガーイーストのことをすっかり忘れていた自分の鳥頭にも驚きだ。ヴァイツェンイースト取り出せないかも。

 まぁ、やれるだけやってみましょう。それでは、写真でイーストの成長状態を見てみましょう。

初日↓

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2日目↓

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3日目↓

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4日目↓

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5日目↓

f:id:vvm:20180624214107j:plain6日目↓

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本日、ウォートを追加して、大きな容器に移した↓

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 連続写真で見る限り、なんとなく成長しているようだ。しかも、ほのかにヴァイツェンの薫りがするので、ラガーイーストとヴァイツェンイーストの両方が成長しているようだ。このまま培養が順調に行ったとして、最終的に二つのイーストをどうやって分離するんだろう。気にせずにヴァイツェン温度で発酵させればいいだけなのかな。

 

 実は、エルディンガーヴァイス以外にも、ラグニタスのHOP Stoopidのイーストも培養している。今日まで瓶の中で培養していたものをビーカーに移したら、なんじゃこりゃ。糸状の塊がたくさん浮遊していてキモイ。こりゃ失敗かもね。

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 ウォートを追加して振った後、表層に浮遊するものは死滅したイーストと判断して、スポイトで吸い上げた。もう少し様子見てみましょう。

 

 お次は、セゾンを瓶詰した話。

時短セゾン(Ver201806) - homebrew diary

 

 1次発酵中、芳醇なフルーツ臭をぷんぷんとさせていて、毎日計測のたびにその薫りにうっとりしていた。その後、2次発酵容器に移してからは放置していたのだが、1週間ぶりに袋を開けて薫りを吸い込んだら、むせた。まるで腐ったフルーツのような強烈な甘い香り。思い出したのはドラクエのモンスターが放つ「あまいいき」攻撃。

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 これはやばいぜ。マタンゴセゾンと名付けることにした。

 瓶詰前の味見では、しっかりとセゾンの特長が出ているので安心なのだが、ブランデーのような深い味わいがビールというより別なお酒って感じがする。炭酸入った後バランス取れればいいんだけど。なんにしてもイーストパワーおそるべし。

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最後は、そろそろ在庫切れになりそうなレッドエールの話。これがいよいようまい。強いモルティをザクっと切るさわやかなイーストのバランス。正直、同じ系統のビールを想像できない。自分が飲んだことないだけなんだろうけど、「あのビールに似ている」とか「お店で飲める美味しさ」とかのイメージがわかない不思議なビールだ。うーん、また作るかな。

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以上。