アメリカンペールエール(Ver201807)

 アメリカンウィートをラッキングして、すぐさま次のビールを造った。今回の狙いは、前回と同じイーストWLP060を使って、まったく違うスタイルのビールを表現できるのか挑戦してみる。ルールは2つ。

・OGは前回と同じにする。

・ホップやモルトは、目指すスタイルにあったものを選ぶ。

 

 前回は低温発酵でエステルをしっかり押さえることができたので、今回はWLP060のアメリカンな実力を存分に発揮してもらおうと、アメリカンペールエールスタイルを選択することにした。カモンエステル!!

 レシピはこちら。 

 

Batch Size

 11.5リットル

malt

 ペールエールモルト 80%

 カラピルス     10%

 クリスタルC40    5% 

 グラニュー糖       5%

 SRM=6.8

mash

 シングルインフュージョン 60m

boil

 60m

hop schedule

 マグナム 15g 60m

 アマリロ 10g 30m

 アマリロ 10g 0m

 アマリロ 15g 1st ドライホップ

 アマリロ 15g 2nd ドライホップ

 IBUs=50.2

Yest

 WLP060 American Ale Yeast Blend

 

 こちら、チル後の汚ウォートを沈下させた写真。

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 しまった。清澄度は高いんだけど、C40入れすぎたようで黒くなりすぎ。アンバーエールになっちゃう。しかし、日本地ビール協会のビア・スタイルガイドラインアメリカンペールエールのSRMは6~14って書いているから範囲内だ。もしかしたら俺の計算がおかしいの?

 ここまで書いた後、ツールの検証を1時間近くやったんだけど、一つだけ間違いを見つけた。SRMの計算のとき、各モルトの色度はSRMじゃなくてLovibondで入力しなければいけないってこと。しかしそれを直したって、あまり変わらないんだよね。むしろSRMが下がって6.5になっちゃった。最終的なカラーは、清澄後にグラスに注いでみないとわからんってことなのかな。ちゃんとした測定の方法とか、もう少し真面目に勉強してみたい。

 

 現在のビールは、旺盛に発酵中。今のところ発酵温度は21~22度の間をキープ。水曜日頃からセラーの電源を切って放置で行ってみる。

 あと、今回の仕込みはホップのお茶パックの使用をやめた。ホップがしっかりウォートに混ざることが目的だが、沈澱物がどうしても多くなってしまう。最終的な欠損は小瓶1本分は増えている。明確な味への反映が感じられないなら、ホップパック復活だな。

 

以上。