アメリカンウィートをラッキングして、すぐさま次のビールを造った。今回の狙いは、前回と同じイーストWLP060を使って、まったく違うスタイルのビールを表現できるのか挑戦してみる。ルールは2つ。
・OGは前回と同じにする。
・ホップやモルトは、目指すスタイルにあったものを選ぶ。
前回は低温発酵でエステルをしっかり押さえることができたので、今回はWLP060のアメリカンな実力を存分に発揮してもらおうと、アメリカンペールエールスタイルを選択することにした。カモンエステル!!
レシピはこちら。
Batch Size
11.5リットル
malt
ペールエールモルト 80%
カラピルス 10%
クリスタルC40 5%
グラニュー糖 5%
SRM=6.8
mash
シングルインフュージョン 60m
boil
60m
hop schedule
マグナム 15g 60m
アマリロ 10g 30m
アマリロ 10g 0m
アマリロ 15g 1st ドライホップ
アマリロ 15g 2nd ドライホップ
IBUs=50.2
Yest
WLP060 American Ale Yeast Blend
こちら、チル後の汚ウォートを沈下させた写真。
しまった。清澄度は高いんだけど、C40入れすぎたようで黒くなりすぎ。アンバーエールになっちゃう。しかし、日本地ビール協会のビア・スタイルガイドラインにアメリカンペールエールのSRMは6~14って書いているから範囲内だ。もしかしたら俺の計算がおかしいの?
ここまで書いた後、ツールの検証を1時間近くやったんだけど、一つだけ間違いを見つけた。SRMの計算のとき、各モルトの色度はSRMじゃなくてLovibondで入力しなければいけないってこと。しかしそれを直したって、あまり変わらないんだよね。むしろSRMが下がって6.5になっちゃった。最終的なカラーは、清澄後にグラスに注いでみないとわからんってことなのかな。ちゃんとした測定の方法とか、もう少し真面目に勉強してみたい。
現在のビールは、旺盛に発酵中。今のところ発酵温度は21~22度の間をキープ。水曜日頃からセラーの電源を切って放置で行ってみる。
あと、今回の仕込みはホップのお茶パックの使用をやめた。ホップがしっかりウォートに混ざることが目的だが、沈澱物がどうしても多くなってしまう。最終的な欠損は小瓶1本分は増えている。明確な味への反映が感じられないなら、ホップパック復活だな。
以上。