ベルジャンヴィット (Ver201807)

 夏に向けて、ヴィットを仕込む。前回仕込んだ時の記事を読み返したら、ちょうど一年経過している。ってことは、イーストはもとより、ヴィット用に入手した小麦も一年寝ていたことになる。うーん。まんべんなくいろいろなスタイルのビールを仕込む自分の醸造スケジュールって、どうなんだろう。スターターだって手間だし、まとめて同じスタイルを仕込むほうがいいんじゃないかな。

 

 気を取り直して、今回のレシピ。

 

Batch Size

  11リットル

malt

 Pilsner 43%

 Wheat  50%

 Flaked Oats 7%

 SRM=3.7

mash

 protein rest  50℃ 30m

 infusion 64℃ 60m

 mash out  80℃ 3m

boil

 80m

hop & spice schedule

 EKG 15g 60m

 EKG 8g 5m

 Coriander crack 5g 5m

 Orange Peel 18g 5m

 IBUs=20

Yest

 Wyeast 3944 (Belgian Wit)

 

 前回の出来が良かったので、ほとんどレシピ構成は変えていない。オレンジゼストの準備がめんどくさかったので、乾燥オレンジピールを使ったくらいかな。今回の醸造はいろいろな要因でサスペンドが入り集中できなかった。おかげで、マッシングの加温時に火を切り忘れて、80度まで加熱してしまい、なべ底を焦がしてしまった。変な影響が出なければいいな。

 醸造前にWyeast 3944のことを調べた。このイースト、活動範囲が62~75°F(16~24℃)と結構低め。BYOの記事を読むと、温度コントロールは20℃ピッチングで2~3日間キープ、その後22℃くらいまで上げるのが良いとのこと。けっこう刻み幅が狭いね。そのほかの情報で、このイーストは発酵速度が遅いことで悪名高いらしい。あと、ヘッドスペースに33%の空間が必要とのこと。

 前回の醸造記録を読み返すとこんな感じ。

 

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 あ。温度高いままピッチしている。これは、冷やすのめんどくさくなったパターンだな。それでもおいしくできたのは、初回開封イーストが元気だったからなのだろうか。それとも、23℃が許容範囲内だったからだろうか。発酵期間は7日間でFGに達しているが、さて次はどうなるでしょう。

 今晩はまだ温度が下がり切っていないので、イーストを投入せずにワインセラーで放置。明日の朝にイーストを投入する予定だ。朝っぱらからエアレーション嫌だなぁ。

 

以上。

 

追記

完成品の評価はこちら

 

vvm.hatenablog.com