ケルシュ (Ver201812)

 こちらの記事で言及したケルシュのレシピをアップする。VBNCイーストの第2弾、W2565 KÖLSCHをレスキューして仕込んでみた。

vvm.hatenablog.com

 

 早速だがレシピはこちら。

 前回のシメイレッドクローンの失敗により、VBNC復活イーストはまだまだ弱いということを勉強したので、今回は5ℓバッチ。おかげでしっかりFGに達してくれた。ちなみに発酵温度は15~16℃。

 

Batch Size

 5リットル

malt

 ピルスナー         95%

 ミュンヘン          5% 

 SRM=3.7

mash

 プロテインレスト 50℃ 30m

 インフュージョン 65℃ 60m

 マッシュアウト 76℃ 5m

boil

 60m

hop & spice schedule

  シュパルターセレクト  12g 60m

 IBUs=24.9

Yeast

 Wyeast 2565 KÖLSCH

 

 ケルシュのレシピは割とシンプルだが、調査した結果で困るのがホップ。シュパルト(シュパルター)というホップが出てくるのだが、これが売っていない。そうなると素性を調べて、近親のホップを探す必要がでてくる。そして、シュパルターセレクトというホップが売られていることを知る。このホップはシュパルトホップとハラタウの交配種とのことで、代替としてこちらのホップが出回っている。個人的な推測だが、交配種のほうが収量が優れているのだろう。

 シュパルトとはドイツの地名だ。それはどこか?ケルシュのホップがシュパルトホップなら、てっきりケルンの近くだと思っていた。そしたらケルンよりもミュンヘンの方が近い。へーなんで?ケルシュはなんでシュパルトホップにこだわっているんだろう。そこら辺はまだ調べきれていないので、知っている人がいたら教えてください。

 

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ピンの位置がシュパルト地方

 

 さてケルシュと言えば、細いシュタンゲグラスに入った、白いヘッドのクリアイエロービールじゃないだろうか。こちら、瓶詰前の自分のケルシュ

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 イーストが浮遊していて若干濁っているが、しばらくしたら良い色になりそうじゃない?これはVBNCレスキューイーストの特長なのかもしれないが、フロキュレーションが弱くてイーストの浮遊が激しい気がする。

 味見の結果、ケルシュの味が舌に馴染みないのでピンとこない。しかし、まぁ美味しいかな。来週末には飲めるはずなので、比較ビールを探しておこう。

 

以上。