ヴァイエンシュテファンイーストを使った最後の醸造。今回は温度を極限まで高くして発酵させる。
と言うのも、とあるホームブリュワーのブログで、間違ってヴァイツェンを高温発酵させたらとんでもなく良い香りになったという記事を読んだことがあり(今はブログを閉じてしまったようだ)、そこに加えて知人のホームブリュワーからもヴァイツェンを高温放置したらヒューガルデンのようになったとの情報をもらい、いよいよ試してみたくなった。
レシピはこちら。
Batch Size
10リットル
Grain bill
ピルスナー 50%
ウィートモルト 50%
SRM=3.4
Mash
プロテインレスト 50℃ 30m
インフュージョン 65℃ 60m
マッシュアウト 76℃ 1m
Boil
60m
Hop & Spice schedule
60m
ザーツ 8g
30m
ザーツ 10g
IBUs=13
Yeast
Wyeast 3068 Weihenstephan Weizen
発酵温度は27~30℃くらいを狙う。北海道で醸造しているのだから、発酵槽の加温設備は十分だと思われるだろうが、逆だ。加温設備は一つもない。北海道の家の断熱設計はしっかりしているので、冬でも室温放置のウォートが20℃を切ることはない。玄関に放置しない限り冷却しかしないのだ。
そんなわけで試行錯誤して、湯たんぽの上に発酵槽(ストッカ+漬物袋)を置いて、毛布で包むというやり方で30℃を達成。お湯は朝晩に入れ替えれば良さそう。
ピッチングから1日経過。写真の袋にこびりついたイーストの激しさがわかるだろうか?発酵が半端なく、部屋中に発酵臭が漂ってる。そして、ぜんぜんよい香りじゃない・・・。むしろ気持ち悪くなってきた。どうなることやら、こうご期待。
以上。