※コンタミしたのでカテゴリー「失敗作」追加。コンタミした理由はホップ投入温度。
11~12月はWyeast 1318 London AleⅢイーストを使って醸す。Lodon Ale Ⅲと言えばNE IPAスタイルに適したイーストで有名。10Mからスタータで起こし、10Eに試験醸造でかるく肩慣らしして、久々にNE IPAを仕込むことにする。
レシピ
Batch Size
11リットル
Grain bill
US 2row 56%
ピルスナー 12%
グラニュー糖 14%
オートミール 10%
押し麦 5%
CaraAmber 3%
SRM=4.5
最近モルトの送料が高くて・・・。
Mash
プロテインレスト なし
インフュージョン 65℃ 60m
マッシュアウト 76℃ 1m
Boil
60m
Hop & Spice schedule
60m
マグナム 11g
0m
チヌック 3g
クリオ シトラ 4g
クリオ シムコ 4g
クリオ モザイク 4g
70℃
チヌック 3g
クリオ シトラ 4g
クリオ シムコ 4g
クリオ モザイク 4g
1st ドライホップ
クリオ シトラ 5g
クリオ シムコ 5g
クリオ モザイク 5g
2ndドライホップ
1stと同じ予定
IBUs=26
Yeast
Wyeast 1318 London Ale Ⅲ
いやー、詰まった詰まった。ロイターリング+スパージングにトータル3時間30分かかった。オートミールおそるべしだな。そしてホップだけど、ボイル終了後に軽くさまして70℃で投入。の予定が、気付いたら50℃切ってて慌てて投入。影響がないことを願う。
※影響ありました。ホップの香りが弱いとかそんな小さな影響じゃなくて、コンタミと言う醸造界最大最強の影響がありました。63℃以下で投入したらホップについている細菌の減菌ができません。忘れてた!
こちら発酵遷移グラフ。
すぐに発酵が始まって、急激な減衰カーブにイーストのやる気が垣間見れて安心したが、11/5付近で減衰が弱まったときは焦った。その後は再び力強く減衰して本日の澱引きにいたる。
いったん発酵が弱まるこの現象、何度か経験している。この現象とイーストの分裂サイクルには関係があって、これが起きるということは、イーストの寝起き時間が均一な状態ってことだと思っている。そして、これってあまり良くないとも考えているが、まだ調べきれていない。
こちら澱引き品の味見。
このイースト特有の、ほんのりとした甘みが良い。トロピカルさとあいまっていい感じ。しかしホップ香が弱い。50℃投入の影響か?2ndドライホップの量を増やすか?全体的においしい感じに仕上がっているのだか、しかし最大の難点がある。硫黄臭だ。あーあ、また硫黄臭だよ。はよ揮発してくれ。
以上。
結果はこちら