汚染ビールを救えるか?

 こちらのビールが汚染したようだ。

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 澱引きの時に硫黄臭に気づいたのだけど、イースト古いし、しゃーないなー。くらいしか思ってなかった。しかし、同じイーストを使った試験醸造品を飲んだら、そんな臭いも感じず、全然おいしいんだよね。

 あれ?もしかしてコンタミした?この寒い時期に何がどうやって汚染した?と考えたら、自分の悪行に思い至った。

 

前回のブログ抜粋。

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 慌てて投入じゃねーよ。60℃切ったら減菌できんだろ。慌てず落ち着いてホップの投入を見合わせるべきだったのだ。そんなわけで、俺のNE IPAはHE(屁) IPAになってしまった。しかし、臭ささえ抜ければ、自分で処分するくらいには飲めそう。何とか救う方法を模索してみた。

 硫黄臭を出す細菌が混じってしまっているわけだから。「細菌の活動を抑えて分離する」と「瓶詰前に熱処理して細菌を減らす」という方法で何とか飲めるところまで持っていけないか?

 3週間の2次発酵期間を設けると臭いが消えてホップの良い香りが出てきた。瓶詰前のサイフォンでは澱を多め残して移設。そして熱処理(63℃30分)へ。ボトルコンディション用のイーストは冬向けに起こしているラガーイーストを使用。さぁどうなることですかね。飲めるようになっても絶対に誰にも飲ませられないけどね。これでもHE IPAだったら全部捨てる。

 

以上。

 

 

結果はこちら

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