アロマの勉強

 フローラル、フルーティー、アーシー、シトラス。これらの言葉を聞いて、即座に鼻のピントが合う人はどれくらいいるだろう。ビール好きって言ったって、仕事で携わっているわけでもない我々は、それら言葉をなんとなくイメージしているだけじゃないだろうか。それが悪いわけではない。我々はビール飲んで酔いどれるのが好きなのだから。ワインソムリエのように一口ふくんで捨てるような訓練なんて、もったいなくて、やろうと思わない。

 

 しかし、困るのが人に伝えるとき。匂いや味のような自己で閉じた感覚を言葉であらわすことのなんと難しいことか。多分このブログ読んでいる人で、「あれ?自分の感じ方と違うことを言っている?」と思う人も多いだろう。混乱させてすみません、自分のバカ鼻ではよくわかってないんですよ。

 

 と言うわけで、もうちょっと自分の鼻を訓練しようと思い、こちらのキットを購入することにした。ホップを買うついでだったし、追加しても思ったほど送料変わらなかったので。

www.yakimavalleyhops.com

 

 こちらの商品、よく聞くアロマ用語ごとに小瓶が振り分けられており、小瓶のふたを開けることでそのアロマを嗅ぐことができる。

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  残念ながらキットの中には自分が知りたかった、アーシー/ダンク/バブルガムはなかった。この中で今までのイメージと違った匂いが、スパイシーとグラッシー。スパイシーのなんと獅子唐くささよ。今までのイメージ(ツンと来る)が覆されて植物的な臭いなんだね。グラッシーは、イメージ(インドの青鬼)以上に草。幼少のころ、親父にアロエを生で食べさせられたトラウマがよみがえった。

 そして驚きは、お酒飲む前と飲む後で、感じ方が全然違うこと。酔う前はハーバルが好みだったのだけど、酔った後はイケ好かないタンスの匂いに感じる。グラッシーは良い香りに感じた。

 と言うわけで、定期的に匂いを嗅いでバカ鼻を訓練中。

 

以上。