ケルシュ(Ver202004)

 White Labs WLP029ケルシュイーストを使って一回もケルシュを仕込まないまま4月。そろそろ普通のエールイーストを使える季節になってしまった。今回の醸造でこのイーストとはサヨナラするので、最後はケルシュレシピで行く。

 

 今回、このレシピが気になったのでこれを仕込んでみる。

www.homebrewersassociation.org

 

 モルトが足りないけど代替品を検討してレシピはこちら。

 

Batch Size

 11リットル

Grain bill

 ピルスナー     96%

 カラヘル        2%

 アロマティックモルト  2%

 SRM=3.4

 ※カラヘル=ビエナ代替 アロマ=カラビエナ代替

Mash

 セルロースレスト@35℃    5分

 プロテインレスト@52℃    10分

 サッカリフィケーション@62℃ 15分

 デコクション           5分

 サッカリフィケーション@69.8℃ 15分

 マッシュアウト@74℃       5分

 マッシュ効率 95.2%

 ※今回、ターゲットマッシュ効率90%でレシピを組んだが、やっぱこの製法のマッシュ効率はこれくらい行くようだ。今後は平均95%で組んでよさそう。

Boil

 60m

Hop & Spice schedule

 30m ソラチエース 7g

   5m ソラチエース   10g

 IBUs=16.2

 ※ケルシュにはノーブルホップが定番だが、参考レシピがCystalを使っていたので、インスパイアされてソラチエースを使用。ソラチエースのレモングラス感は、ケルシュイーストのハニー感と絶対合うと思う。

Yeast

 White Labs WLP029

 

 このイースト、昨年使っていたWyeast 2565ケルシュイーストに比べると味が濃い印象がある。だけど、ハチミツのようなフレーバーはWyeastと似ているから、やっぱりケルシュイーストなのだろう。WLP029の取説に温度18~20℃って書いていたので守っていたけど、15℃くらいでも発酵したのかな?そしたら、Wyeastと同じすっきりした味になるのかな。いつか試してみたいな。

 

 今年はイーストを保存せずに、数回使いまわしたら捨てる方針。だからこのイーストも今回が最後の醸造になる。しかし、どんなイーストだってお別れするのはつらい。

 

以上。

 

 

 完成品の記事はこちら。

vvm.hatenablog.com