古き良き時代のIPA(Ver202002)の出来

 こちらのビールが完成したので評価。さて、あの日を思い出させてくれるだろうか。

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 その前に、瓶詰時のことを記録しておく。

 澱引き後、ドライホップして2週間ほど経過した写真。ホップぜんぜん沈んでない。 ここから、あく取りお玉で浮いているホップを除去。

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 浮いているホップカスは完全には除去できないので、今回はホップ滓が入るのを前提でサイフォンする。そこからさらに、フィルタシステムで濾過してから瓶詰めすることにした。

 サイフォン器具が目詰まりするくらいのホップ滓をご覧あれ。

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  欠損多いなぁ。

 

 瓶詰後、2週間。いよいよ開栓。

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 色はどっしりとした重みのあるカッパー。いいね。アロマは、完熟パイナップルのような、ねっとりとした甘い香り。

 口に含むと、フレッシュなホップの大波が押し寄せて脳がトランスする。言葉で表すと「わわわわわ、ワッショイ!!」と言う感じ。これだよこれ。

 モルト感は弱いが、のど越しは太い。後味と共に、口全体にニジニジと苦みが広がるくそ苦いIPA。うまい。

 しかし、時間と共にグラスに手が伸びなくなっていく。渋みやオフフレーバは無いのだが、どこかバランスが悪い。パワフルすぎるのだ。このバランスの悪さは、モルティ不足か、イーストの違いか。熟成が足りないというのもありそう。

 

 もう少し長い目で評価したいビールだが、初めの目的「IPAが飲みたい」は達成できた感じはする。にがーい。

 

以上。