こちらのビールが出来た?ので評価。
オーディナリー・ビターのスタイルの特長の一つにローカーボネートがある。調べると1.5GVあたりのようだ。と言うことで、ターゲット1.5GVでプライミングシュガーを入れて瓶詰め。当然ながら、2週間経過してもペットボトルの張りがいまいち。いつもなら、もう少し待ちたい状態。
しかし、これがスタイルなのだからと、開栓しました。
うーん、ローカーボネート。しかし色と清澄は良い。紅茶のような澄み切ったレッドで美しい。口に含むと、イングリッシュエールの鬱陶しさと、ローアルコールのさっぱり感がマッチしている。お酒としてのビールと言うより、夕方のティータイムとして楽しむ感じかな。紅茶文化の国のビールと考えると納得する出来。
モルト感が弱いのは少し冷やしすぎかも。口の中全体に広がる渋さがマイナス。これはビターと言うよりアストリジェン。デコクションの悪影響と思う。デコクションはしばらく封印かな。
不味くはないのだけど、付き合い方がよくわからない存在。これ単体で楽しむより、だれかと一緒に飲むこと、何かを一緒に食べることに特化したビールじゃないだろうか。ビールの新しい面が見れそうな、もう少し飲み方を研究したいビールだなぁ。面白い。
以上。