シメイレッドクローン(Ver202009)

 W3522アードネスイーストを使ってアビーに挑戦。前回シメイレッドに挑戦したのは2年前。前回は発酵が途中で止まり、追いイーストを投入した不完全な出来だったが、今回はどうだ。

vvm.hatenablog.com


 レシピはこちら

Batch Size
 11リットル

malt
 ピルスナー         83%
 アロマティックモルト    9% 
 キャンディーシロップD45  4.5%
 スペシャルB         3%
 チョコレートモルト     0.5%
 SRM=14.0
※ずっと冷蔵庫にしまっていたキャンディーシロップを2年ぶりに開封
味見して大丈夫そうだったので使用。

mash
 セルロースレスト@35℃    5分
 プロテインレスト@52℃    10分
 サッカリフィケーション@62℃ 15分
 サッカリフィケーション@69℃ 15分
 マッシュアウト@76℃       -分

boil
 60m

hop & spice schedule
  EKG   29g 60m
  ザーツ  20g  30m
 IBUs=30.8
 ※今回はEKGを中心に使用。
 IBU高くて、ホップ入れすぎたかも。
 
Yeast
 Wyeast 3522 Belgian Ardeness


 今回はきっちり発酵することが出来た。アードネスの発酵力に関しては、次回まとめて報告しようと思う。瓶詰め2週間でカーボが入ったようなので、本家シメイレッドを買ってきて比較してみた。

 左がスクールモン修道院の本家シメイ。右が自分のクローン。
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 よくわからないのでアップで撮影。こちらが本家。透明度が高くて奥行きがあり綺麗。
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 自分の。手振れがひどい。
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 自分のほうが少し薄いな。そして濁っている。本家のシメイは醸造から10か月経過しているので、かなり清澄と熟成が進んでいるのだろうと推測。本家も瓶底は濁っていた。

 味は本物のほうがドライで、重みと渋みのある熟したフルーツ香が薫る。ピリリとした酸味がのど越しの余韻を良くしている。自分のは、フラワーでやさしい味。洋ナシのような、本家とは方向が違う軽やかなフルーツ香。しかし、これはこれで美味しい。酸味はなく若干の甘味があり、熟成がまだ足りないのだろう。長期熟成させたらもっとおいしくなりそう。
 自分のがシメイレッドと出されても、まぁそうかもと思えるくらいの出来。どっちも最高、乾杯!って出来でした。
 とは言え、ベルジャンダブルを2本同時で開けるのは、いろいろ濃くてきつかった。


以上。