そんなスタイル無いと思うんだけど、今回はなんとなくアイリッシュペールエール。最近アイリッシュエールイーストを使いこんでおり、このイーストに最適なスタイルはなんといってもスタウト。スタウト以外となるとポーターやレッドエール、DIPAなどで、濃いのが続いてしまう。箸休めの意味でペールエールと言うわけ。
レシピ
Batch Size
11リットル
Grain Bill
マリスオッター 87%
C40 5%
カラピルス 8%
SRM=5.3
Mashing
セルロースレスト@35℃ 5分
サッカリフィケーション@62℃ 15分
サッカリフィケーション@69℃ 15分
マッシュアウト@76℃ -分
※マッシュ効率 73%
ターゲット90に対して73。安定しないなー。
Boil
60m
Hop & Spice schedule
CTZ 10g 60m
スタイリアン・フォックス 14g 15m
スタイリアン・フォックス 10g 0m
スタイリアン・フォックス 10g 1st Dry
スタイリアン・フォックス 10g 2nd Dry
IBUs=37.9
Yeast
Wyeast 1084 Irish Ale
スタイリアン・フォックスは初めて使うスロベニアのホップだ。スタイリアン・ゴールディングスが有名だけど、最近いろんなスタイリアンが登場している。他にはウルフ、ドラゴン、カーディナル。それに加えフォックスの4種がある。名前がかわいいのでフォックスを買ってしまった。フォックスの特長はエルダーフラワー、クロスグリ、レモングラス等々で、フルーティなアロマだそうだ。ペールエールには適したホップ。
ペレットの臭いを嗅いだら、まんまウィラメットのような気がした。ウィラメットってあまり使わないのだけど、特徴的な香りだったから覚えている。スタイリアンとウィラメットの交配だろうと予想。
完成品。
色、良くない。SRMは悪くないけど濁りとのバランスがわるい。
味、良くない。このイーストの強いエステルが味のバランスを崩してしまっている。ただただイーストのクセが前面のビールになっている。フォックスのフルーティさは感じない。なんじゃこのホップ。
全体的にまだ若いと感じるので評価は保留したいが、このイーストはやっぱり強めのアルコールとモルティと合わせるのが良いと確信した。あんまり連続醸造には向いていないイーストだなぁ。
以上。
追記
2週間経って、再評価。
バランスがとれてきた。でもやっぱ、うるさいエール。こういうウザイのもありかな?と思える感じには、仕上がってる。
バランスと言っても、イーストとカラメルモルトのバランスね。ホップ香は一切感じない。なんじゃこのホップ(笑)