この商品を知っているだろうか。
定義「ビール」で、初の糖質ゼロを謳った商品とのことだ。
糖質ゼロとはどういうことか。食品表示法で定められた定義にのっとると、多糖を含めた一切の糖が入ってないこと。糖類ゼロと書いてあれば、単糖と二糖類が入っていないことになるが、糖質ゼロとは多糖も入っていないことになる。それって、ちょっと前に流行ったブリュットなのでは?ブリュット・一番搾り、ここに誕生だ。こんなビールを造るなんて、やるなキリン。
と言うことで買ってきて、まずは計測。
うぉぉ。マジで1.000だ。
お味はいかに。
あー。「うっすいビールで発泡酒とかわらんやん。」という世論が聞こえてきそう。しかしモルト感はあり、発泡酒特有のフワついたアルコール臭がないので、発泡酒とは一線を画す出来。もう一回飲みたいか?と聞かれたらNoと答えるけど、面白いもの作りやがって!という賞賛は送りたい。
比較のために、限定ヱビスが手元にあったので測定。
こちらは、1.009くらいで、温度補正して1.008って感じかな。これで5%なんだから、OGは1.046くらいなんだよね。
ちなみに、一番搾り糖質ゼロはABV 4%なので、OGは1.030。そりゃ薄く感じるよな。もっとOG高めて、ABV6~7%あたりでドライにするのも面白いと思う。キリンさん、次も面白いの造ってください。
以上。