これまた、結構前に仕込んで放置していたトリペル。
レシピはこちら。
Batch size
11リットル
Grain bill
ピルスナー 74.5%
アロマティック 1%
グラニュー糖 10%
米 14.5%
SRM=4.8
Mash
セルロースレスト@30℃ 5分
プロテインレスト@52℃ 10分
サッカリフィケーション@62℃ 15分
サッカリフィケーション@69℃ 15分
マッシュアウト@76℃ -
Boil
60m
Hop & Spice schedule
60m EKG 18g
15m EKG 14g
3m ミッテルフリュー 8g
IBUs=26
Yeast
Wyeast 3522 Belgian Ardeness
トリペルのレシピを調べていると、出てくるのがライトカラーのキャンディーシロップ。キャンディーシロップはモルトショップで買えるから。と油断していたら、今は取り扱ってなくてショッキング。で、いろいろレシピを調べてたら米が出てくる。ほう米を使った醸造ってはじめてだ、面白そうじゃん。ってことでこのレシピになった。しかし、これだけSRMの低い副原料を使っても、トータルSRMが4超えちゃうんだよね。アロマティックモルトのせいなんだけど、味にコクを出しつつトリペルのゴールド色を出すのって難しい。また、ホップはスタイリアンゴールディングスが適しているんだけど、切らしていたのでEKGを使用。
米は、醸造前に炊飯器を使って炊いた。炊きたてふっくらコシヒカリをモルトと一緒に寸胴鍋に投入する際、モヤモヤした気持ちになったのは日本人だからなんだろうな。食べたほうがおいしいよなって。ちなみに、米はPPG=32で計算。ターゲットのマッシュ効率85%に対して、87%を達成した。糖化工程を終えると、米は生き血を吸われたように艶を失いカスカスの灰色の粒となる。南無。写真撮っておけばよかったな。
こちら完成品。
うーん、なんか濁ってる。色はもっと黄色くしたいし、見た目はだめだな。
アロマはアルコールがマシマシ。口に含むと、アードネスイーストのフルーティ感が一瞬よぎるが、それを洗い流すアルコール。そしてドライ感だけが舌に残る。うーん辛口。これ飲むのは相当な気力が必要だぞ。フラフラになるわ。もう少し他の味を強くないと、ただ肝臓がつかれるだけのビールになってしまう。やっぱりキャンディーシロップで味の深みが欲しいところだ。
以上。