最近のイースト在庫管理

 昨年頃から、イーストは4~5回使ったら捨てるというルーチンを繰り返すようになった。何回か使ったイーストは、たとえ丁寧に洗ったとしてもなかなかに雑味が混入する。であるならば、きれいさっぱり新しいイーストを使った方が万難避けられる。また、2週に1回の醸造ペースの自分にとっては一度に5パック程度買っておけば1年は醸造に困らない。海外通販ペースを年1で構成出来て、いろいろコストパフォーマンスの収まりが良く、このルーチンになった。
 
 しかしこのルーチンのデメリットは、ふと「あのビールまた飲みたいな」となったときのフットワークに欠けるのだ。年1でイースト買うわけで、それ飲みたいからって準備するとコストがかさむ。で、最近気づいたのが自分のバッチサイズが少ないこと。市販イーストはたいだい5ガロン仕込がターゲット。自分は3ガロン仕込。投入イースト半分でいいんじゃね?と半分取っておくことにした。残りの半分で、思い立った時にクリーンなイーストを起こすことが出来る。

 こちら5ガロン用のWyeastのイースト。125g入っていると書いている。

 ご存知の方もいると思うが、Wyeastはパックの中にイーストを活性化させる小袋(なに入ってるの?)が同梱されていて、開封前にその小袋を叩き割ればスタータ不要で醸造できるのだ。さてこの小袋って何グラムなんでしょう?

 30グラムでした。

 と言うわけで、(125-30)/2=47.5g を殺菌した小瓶に分ける。あとは冷蔵庫で保管。

 残りのイーストをウォートに投入する。

 イーストの活性が気になる人は、スタータを造ればよい。自分は、1回目の醸造は試験醸造の位置づけで仕込むのでこのまま投入する。この方法でも、イーストによっては1回目からまったく美味しいビールができる。適正酵母量なので当たり前と言えば当たり前。むしろ、イースト入れすぎのほうが味は薄くなる傾向に気づいた。

 おまけ。ご覧くださいこちらの小袋。2か月くらい前に取り出して保管しておいたもの。袋がパンパンになってる。

 なんで発酵しているの?何が混入したの?こわい。
 *追記:これ発酵しているんじゃなくて、パンチング時に割れるように空気入れていると推測。

以上。