今回は最近飲んだおいしいかったビールの話。滝川に地ビールがあるのは昔から知っていたのですよ。飲んだこともあるんだけど相当昔のことで、ビールのこと全然知らなかった頃だから記憶になくなっていました。
滝川クラフトビール工房は「滝川ふれ愛の里」という施設内にある醸造所で、現在は大雪地ビールが運営する醸造所。最近、Hobo Brewing 川村洋平氏がそこで醸造することがあると聞いて訪れてみた。訪れたと言っても、なにも確認せずにドライブがてら寄っただけで、予想通り川村氏のボトルは置いてなかった。せっかく来たんだからと滝川ビールを数本買って帰宅したんだけど、これがむちゃむちゃ旨かった。
こちらはソラチエースを使ったラガー
ソラチエースのレモンとグリーンのフレーバがラガーの爽快感を引き立てる。かといってホップに頼っておらず、しっかりしたモルトとラガーイーストのキレのバランスが最高で、飽きずに飲み続けられる。
こちらは正統派ヴァイツェン
口に含むとクローブ香が先行するが、熟したリンゴのような旨味が遅れてやってきて、ヴァイツェン特有の薫香と甘みのバランスが取れている。そして味が非常に濃い。舌にビシビシと来る旨味。最近自分のヴァイツェンが良い出来に仕上がっていて比べてみたけど、勝負にならない。次元が違いすぎる。
これらの別格ビールを飲んで脳裏に浮かんだのがオラホビール。地方のレストラン付ブルワリーってのも似ているし(オラホは2019年にレストランを閉店)、基本がしっかりしてるビールと感じる。こういう本当においしいビールを見つけると、嬉しい反面、自分の未熟さで具合悪くなるから困る。
vvm.hatenablog.com
みなさんも見かけたらぜひ味わってください。最高。
以上。