シン・スーパードライの辛口カーブを体感せよ

 2022/2中旬からスーパードライ新しくなりましたね。36年目の初のリニューアルらしい。結構すごいですね。
 何が変わったのか?HPを見るとこんな情報が。

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 辛口カーブが急峻になってる!さっそく飲んでみることに。

 ただ飲むのも面白くないので、新旧のスーパードライを購入して飲み比べてみました。
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 どちらが新でしょうか?色は全然変わらない。パッケージを隠して注いで、一人ブラインドテストしてみました。結果、旧スーパードライを新だと間違えてしまった。理由は新の方が甘くマイルドで、旧の方がピリッと酸味と苦みがあるのだ。あれ?新の方が辛口カーブが急峻なのでは?
 もう一度新パッケージのグラフを見ると、グラフの縦軸は「飲みごたえ」なのだ。そして隅々まで読んでも「辛口」が増したなんてどこにも書いてない。何だこのグラフ…。「グラフはイメージです」って但し書きすればいいってもんじゃないだろ。

 正直、今回のリニューアルは好きだ。バドに少し寄せた感じで、華やかでマイルドな味になって好みだ。だけど辛口カーブのグラフはイケてない。勘違いする。「マイルドにしました!」だと従来の客が離れてしまうという算段があるのかもね。

 もう一つ面白いこと。旧缶の製造日はさぞ古いと思ったら、新缶と同じ2022/02製造。新缶は札幌工場製造で旧缶は茨城の守谷工場製造。へー。同時期に新と旧を仕込むんだねー。理由を考えたのだけど、旧パッケージのアルミ缶の在庫が余っているしか想像できなかった。アサヒビールの工場再編の話もあるので、そこら辺も理由がありそう。なんにせよ、新旧を飲み比べられる良いチャンスだと思うので、皆さんもぜひお試しください。


 ちなみに、黒ラベルも2022年1月にリニューアルしてたの知ってます?全然知らなかった。黒ラベルって材料はちょこちょこ変えているけど、リニューアルって大々的に銘打ったことなかったかもね。なのに認知されないって悲しすぎる。一番搾りは2~3回リニューアルしてる。

 以上。