アメリカン・WIPA~ホップ探求篇~(Ver202203)

 アメリカンエールイーストを使ってホワイトIPAを仕込んだ。
 前回、ホップの量を抑えてよい感じになったので、今回もそれに倣うことに。
vvm.hatenablog.com

 今回のホップの構成はこちら。エルドラドのオイル量が多すぎるので少し減らしている。ちなみにギャラクシもオイル量が多いホップの一つ。

Batch size
 11リットル
Hop & Spice schedule
 60m
  マグナム      5g
 10m
  モザイク      6g
  シムコ       6g
  エルドラド     4g
 0m@ワールプール
  モザイク      7g
  シムコ       7g
  アマリロ      7g
 1st ドライホップ
  エルドラド     4g
  モザイク      7g
  シムコ       7g
  アマリロ      7g
 2nd ドライホップ
  エルドラド     4g
  モザイク      7g
  シムコ       7g
  アマリロ      7g
 IBUs=29 .2
Yeast
 Wyeast 1272 American Ale II

 今回のオイル構成がこちら。前回と比較して大きく変わっていないが、ゲラ二オール量を上げることに注力してみた。あとIBUも30くらい苦み欲しいかなと、上げてみた。
 

オイルug/L 前回 今回
ミルセン 13899 12221
フムレン 2504 2985
カリオフェレン 1945 1448
ファルネセン 373 164
リナロール 608 642
ラニオール 206 420
βピネン 109 159
IBUs 22.5 29.2


 こちら完成品。

 良い色やね。カーボも程よくて見た目は完璧。
 アロマはさわやかなレモン、ライム、ライチ。ツンと酸味を感じさせる壮快なアロマ。
 フレーバーは、初速はイースト特有のタートで口がすぼまる。このイーストのタートさと柑橘ホップの相性って果実感が増していい。タートの次に小麦のブレッド感と柑橘ホップが混ざってフルーツサンドのようだ。フルーツサンド食ったことないけどさ。
 後味は若干ばらつく。これはホップの劣化臭が影響している。瓶詰からすでに2ヵ月弱経っているので、出てくるよね劣化臭。開栓したばかりの時は完璧だったのになぁ。これ何とかしないと。
 しかし、かなり完成度高いかな。
 
 こんな感じのホップ量で納得できるバランスに到達できたけど、なんとなく物足りないというIPA魂も湧き上がって来た。うまいけどこれはIPAじゃない。と。
 さて次はどうしようか。
 以上。