オメガ・セゾン(Ver202205)

 Omega Yeastのブレンドイーストを使ってみた。

omegayeast.com

 ベルジャンとフレンチのブレンドと言うことで、スパイシーでフルーティ、フェノリックな特長を持つとのこと。

 レシピはこちら。

Batch size
 11リットル
Grain bill
 ピルスナー       90%
 カラピルス       5%
 ピエナ         5%
 SRM=3 .8
Mash
 セルロースレスト@30℃    5分
 プロテインレスト@52℃    10分
 サッカリフィケーション@62℃ 15分
 サッカリフィケーション@69℃ 15分
 マッシュアウト@76℃      -
Boil
 60m
Hop & Spice schedule
 60m   EKG    8g
 30m   EKG    8g
 15m   EKG    8g
 IBUs=24
Yeast
 Omega OYL-500 SAISONSTEIN

 前回セゾンを仕込んだのは約一年前。
vvm.hatenablog.com

 めちゃめちゃ旨かったので、レシピはほぼ同じで、色を薄くするためにピエナを減らした。

 こちら完成品。
 

 色。狙い通りの淡色になって良き。前回からピエナを3%減らしただけでこれだけ変わる。瓶詰1週間でカーボは少し弱いが、ヘッドはしっかり立っている。
 アロマ。弱いモルトとベルジャンの複雑な香り。
 フレーバーはフェノリックスモーキー。その次にフルーティ。旨味が強くてヴァイツェンのようなジューシーさも併せ持つ。複雑なフレーバーでうっま。そして最後にスモーキーがまた来る。
 しかし、だんだん手が伸びなくなる。少しフェノリックが強い。これは初回の醸造のため、ほとんどのイーストを入れたからと思っている。バッチサイズから66billlionが適正のところ96billion入れている。初回はしっかり発酵するか自信がないので、カウンティングしてもオーバーピッチを覚悟してイーストを投入しているのだ。オーバーピッチ感がなくなれば、旨味とスモーキーのバランスが面白いんじゃないだろうか。あと、このイーストはアッテネーションが高いのだけど発酵速度が遅い。底を打つまで2週間弱かかった。現在2回目の醸造中で、そちらも1週間では底を打たなかった。

 こちらのイーストの醸造はまた報告する。

 以上。