ケグの導入記事で、始めにボトリングした瓶は澱がいっぱい入るよ。って話をしたけどその訂正をしたい。
この記事のここね。
この記事を書いた時は、ボトリングの始めは澱が入るんだろうって固定観念があって、この写真のボトルが本当に始めのボトルかよく確認してなかった。すみません。
何回か瓶詰めして、それを確認したので報告。
これが前回報告した、雑味マシマシNEIPAのボトルの状態。瓶詰前に番号を振って、その順番にボトリングしたのだ。
どう?右の①と左の⑨の澱の量がたいして変わらない。しかもこの時は固定観念の影響で始めのビールはコップに注いで捨てている。この結果を見て、もしかしたら初速のボトリングにはたいして澱が入らないのでは?と疑問を持った。
それで今回、一投目からボトリングした結果がこちら。
確かに①の方が②に比べて澱が多い。けど許容範囲じゃない?
それよりも、ケグが空になる最後の一投にめちゃめちゃ澱が入る。というか澱だらけだ。と言うわけでタイトルの「ケグの中の澱の挙動…」となったわけだ。
まとめると、
- ①ケグからのボトリングは一投目から瓶に入れても澱はそんなに入らない。
- ②最後のボトルは澱がめちゃめちゃ入るので、F.G.確認 or 味見用として捨てる覚悟してボトリングする。
ってところかな。注意事項として①の瓶詰時は空気やらなんやら入って泡立ち多かったので、あまり人に飲ませられる瓶ではないかな。
であるなら、澱を入れないためのフローティングディップチューブは本当に必要なのか?と言うところで悩んでいる。
これから寒くなるのでラガーの季節が到来。ケグでのラガーリングの期間とか、醸造サイクルがどうなるかとかあわせて、楽しく悩みます。
以上。
*10/22札幌で秋の品評会やります。参加してみたい方はご連絡ください。