コーヒー・スタウト(Ver202211)

 アイリッシュエールイーストを使った醸造第3弾はスタウトだ。このイーストの十八番スタイル。

 レシピはこちら。
Batch Size
 11リットル
Grain Bill
 マリスオッター    75%
 ミュンヘンモルト   10%
 ローステッドバーレイ 7%
 チョコレートモルト  8%
 SRM=31
Mashing
 セルロースレスト@35℃    5分
 プロテインレスト@52℃    10分
 サッカリフィケーション@62℃ 15分
 サッカリフィケーション@69℃ 15分
 マッシュアウト@76℃       -分
Boil
 60m
Hop & Spice schedule
 EKG   20g 60m
 EKG   10g 30m
 水出しコーヒー  600ml ボトリング時
 IBUs=37
Yeast
 Wyeast 1084 Irish Ale

 ローステッドバーレイの在庫が乏しくてチョコレートモルトを多めに入れた。そして水出しコーヒー。自分はスタウトにコーヒーを入れるのが好き。今回はすぐに発酵して1W弱でF.G.に達した健康な発酵。

 こちら完成品。

 泡が弱いのは、注いでから時間が経っているから。いつものように照明にかざして撮ったら、真っ黒いスタウトが入った丸いグラスに、部屋やら俺やら丸写りしてしまったので何度も撮影会してこうなった。結局置いて撮影。
 アロマ。気分を落ち着かせるコーヒーの香の奥に、エールの重厚さが鎮座する。
 フレーバー。うーんなんかいま一歩。獰猛なエールの押しにコーヒーが負けてしまっている。エールの味が粗くて、バランスが悪い。まぁ飲めるレベルだけど少し残念。

 で、写真の左下に大きなコーヒー豆が置いてあるのが見えるだろうか。これをつかってみようと。
 これは備前焼の焼き物で、コーヒーに入れると味がマイルドになるという代物。これを入れたらどうなるのか?

 投入すると、焼き物に反応して泡立った。この泡はずっと消えなかった。不思議~。

 味は粗さが少し取れて確かにマイルド。泡立ちも相まって甘さも感じるようになった。いいね。プラシーボ効果もあると思うけど、この飲み方はありかも。
 ただ、次やるときはグラスは安物を使おうと思う。

以上。