デュンケル(Ver202210)の出来

 10/23に仕込んだこちらのビールが、ようやく飲めるようになったので評価。初めて使ったWyeast 2206 Bavarian Lagerの実力やいかに。

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 ちなみにこのデュンケル、澱引き後に5ℓずつに分けて片方にカカオニブを漬けた。と言うわけで、チョコレートバージョンとノーマルバージョンの評価を行う。

 まずはチョコレート・デュンケル

 カーボは弱い。清澄度も弱いね。もう少しキラッと黒くしたい。
 アロマはチョコ。どこを嗅いでもチョコ、チョコ、チョコ。
 フレーバー。初雪のような酸味がサラっと流れてからのチョコ。そして締めに酸味。モルト感は感じない。雑味が一切なく良い出来だけど、コエドチョコレートデュンケルを舌が覚えているから、チョコの圧倒的存在感がうざい。

 お次はノーマルバージョンのデュンケル

 見た目は、ほぼ一緒。
 アロマ。非常にクリーン。これがこのイーストの特長なのかも。
 フレーバーは、酸味と塩味を感じてモルトの甘さを増強する。エールのような押しが無く極めてクリーンなので、モルト本来の味わいを感じる。例えるなら塩顔のイケメン。うん美味しい。及第点。

 このクリーンな感じがたまたまなのか、このイーストの実力なのかは、あと2回くらい醸造を繰り返して確認する。あと、このイーストの特長でわかったこととして、めっちゃゆっくり発酵する。あと、底に沈むイーストがスラリー化せずにフワフワしている。ここら辺が清澄度と関係しているかも。あとこの味は、あのビールの味なんじゃなかろうか。これは2回目醸造のジャーマン・ピルスの結果を確認して追って報告する。

以上。