島根の美味しいビールとマイクロブルワリー

 最近マイクロブルワリーが増え、そこかしこで現地醸造のビールを飲めるようになったと感じる。とても喜ばしいこと。その反面ブルワリーが多すぎて、すべてを回ることはもう難しい状態である。ちょっと昔は地ビールを飲みに行くために旅行するという感覚があったが、今は多すぎてブルワリーが旅の目的から抜けてしまった。最近は、行きたい目的地の近くにブルワリーがあったら寄るというルーチンかな。

 こないだ島根に行って、お土産店で地元のビールを買ってきた。大根島ブルワリーのビールだ。IPAペールエールを買って、どちらもおいしかった。有名なベタ踏み坂をイメージした「フルスロットIPA」は苦すぎて笑ってしまった。やりすぎだよこれ。ペールエールは正統派で、水も良いしイーストの状態も整っていると感じた。腕が高いなと。調べたら石見式とのことで驚いた。島根は通過点だったため、旅程のブルワリーリストから漏れていたのが残念で、タップも味わってみたかった。

 最近はインターネットの半分は誇大広告で出来ているので、こういった情報は少しでもシェアしたほうがいのかなと記事を書いてみた。俺の舌に信ぴょう性があるのかは棚に上げておく。島根の近くに住んでいるビール好きの人はしっかり支えてあげて欲しい。クラフトビールという得体のしれないビールが枯れてしまわないように、ビールを育てる中心がマイクロブルワリーと思っている。

以上。