アメリカンエールのピッチレート2

こちらの記事の続き。

vvm.hatenablog.com

標準70billionのところ100 billionで仕込んだ方が美味しいかも?ということで、その最終確認のために仕込んだ5回目のペールエール。瓶詰から1週間が経過してよい感じに落ち着いてきたので評価。

色は良い色。炭酸の入りがまだ弱いかな。フォースカーボの設備をこしらえても未だに瓶内発酵に一部頼っているのは、どこか間違っているよな。
アロマ。うーんちょい劣化臭する。このイースト特有の華やかなエステル香がぼんやりしている。1~3回目の醸造時はくっきりしたアロマだった。
フレーバー。飲めないわけではないが、細菌が入っているようで劣化感があり、バランスが少し崩れている。ただ、イーストの量は間違っていないと感じる。アンダーピッチの醸造時はどうして線がほそくて繊細なフレーバーになってしまってた。今回は劣化臭を感じつつも、アメリカンエールが表現する陽キャのパワフルさがあり、バランスが崩れたこのビールの味の生命線になっている。このフレーバーはオーバーピッチだからと確信する。
というわけで、Wyeast1056を使った醸造をするときは、リユースイーストを全部投入が正解。

以上。