※志賀高原ビールの賞味期限について追記 2017.08.03
今日の記事は、雑感やら戦績やらいろいろ。あんまり醸造技術情報はないので読み飛ばしてもらって結構。
イースト培養で作った志賀高原IPAクローンだが、本家を買ってきて飲み比べしたので、簡単に報告。
イースト培養最終章と2017/7Eの戦績と - homebrew diary
そして、自分のクローンがこちら。
なんでこんなに濃くなっちまったかな。そしてクリアじゃないんだよね。舞うようなものは入れてないんだけど、不思議。計算上のSRMは5.68だったが、次は5ぐらいをターゲットにした方がいいのかな。それとも、クリアになったら同じ色になるかな。
で、味の比較。味は自分のクローンの圧勝。というよりも、今回買ってきた志賀高原IPAが酷すぎたので、不戦勝って感じ。買ってきた志賀高原IPAのmfgが2017/4なので、そこそこ古くなっているのが理由なのか、とにかくオフフレーバーが酷かった。(※あとで調べたら、賞味期限は90日なので、完全に過ぎていたってこと。酒屋に文句も言いたいけど、地域の小さな酒屋で、クラフトビールを細々と仕入れ続けてくれるので許す。)ビール売るって、こういうことなんだよね。ヘタをしたら、この一本で「志賀高原ビールまずーい!」って言われてしまうのだ。自分は、志賀高原ビールの本当の旨さを知ってるからそんな発信はしないが、期待して飲んだ人が下手したらそんな発信をしてしまうというだ。だって一本400円以上するんだ、期待度が高いときの反動ってそれだけ大きい。
また、自分の好きなビールを教えてあげる時も怖い。「志賀高原ビール美味しいよ!」って教えてあげて、今回のようなボトルがその人に渡ったら、自分のビールキャリアもろとも破壊される可能性がある。
ビールは作れるが、ビールを売るのは本当に難しいと感じる。きっと自分がブリュワリーを立ち上げてもボトル販売しない(できない)と思う。
話は変わって、先週仕込んだベルジャンヴィット。
ベルジャンヴィット (Ver201707) - homebrew diary
先週は、イマイチ白くないとか言っていたが、いい感じ。見事なホワイトエールができそうでワクワクしている。味見したが、ゴクゴクいけるサマーセッションエールで、これはたのしみ。反省点はコリアンダーをもう少し下げて、オレンジゼストをもう少し増やすべきかな。完成したらヒューガルデンを買ってきて比較したい。
ビールの色って好きだ。白から黄色。オレンジから琥珀。そして黒。さらにはクリアとヘイジーの軸もある。他のお酒にない芸術性を感じるのは自分だけだろうか。
以上。