関東にいた頃よりも、よっぽど梅雨らしい日が続く札幌。そんな雨の週末、アメリカンウィートを2次発酵容器に移した。写真はその時のもの。
なんちゅー白さ。こんなに白いビール、はじめてだ。低温発酵でゆっくり発酵させたので、まだ酵母が沈み切っていないってところが白さの答えだと思うが、ここまで白くなったのは初めてでうれしい。味は、さわやかさとまろやかさが相まっておいしい。
写真で使っているグラスは、ベルギービールウィークエンドのグラス。雨の合間に行ってきた。グラスいらないけど、ポイ捨てするわけにもいかないので持ち帰ったが、ちゃんと回収ボックスがあったらしい。ビールはおいしいかったよ。中でもセーフビールが最高においしかった。
話をアメリカンウィートに戻す。こちらは比重と温度の遷移図。狙い通り18~19℃をコントロールできている。
イーストが激しく活動するときは、セラー内がエステル香で充満するのだが、今回はそれがなかった。ちょっと不安になって、4日目頃に袋を開けてみたら、すさまじいロッテンエッグ臭!!何かやらかしてしまったのかと色々調べたら、WLP060の特徴として発酵時にSulferを発するとのこと。今まで何回か使ったときに気付かなかったのは、エステル香で中和されてたのだとおもう。硫化臭はだいたい発酵中に揮発してなくなるので、その後はなくなった。
White LabsのHP抜粋。最後の一文に書いている。ホントその通りなんだよね。
お次は、培養中のイーストの話。エルディンガーヴァイスのイーストが順調に増えている。今はまだ1.025くらいの比重で育ている。来週末には500ml容器で1.030くらいで培養。その次くらいに、本醸造してみるかな。
対して、ラグニタスのイーストはなんか汚いんだよね~。増えているから、育っているようなんだけど。
最後は、ヴァイツェンの様子。
ヴァイツェン(Ver201805) - homebrew diary
けっこううまい。けど、本場のヴァイツェンにはあと一歩足りない。74点ってところ。口に含んだ瞬間のフレーバーがまだまだ弱い。何とかこれを強くしたいんだけど、温度上げればいいのかな。醸造時の記録を見返したら、発酵初期の温度がかなり低い。今度は23℃~26℃くらいでガンガンにイーストを働かせてみようと思う。
以上。